銀座の女社長　臼井由妃の　　　　　　　　 ｢ドクターユキの部屋」

最近使わないことばに「お見それしました」と「あっぱれ！」がある。

両方とも、時代がかっていて若い世代には、馴染めない言葉かもしれないが、潔さを感じる言葉で私は大好き。

もうこの人には、かなわない。あなたの凄さは特筆もの。
そんな人に出会ったら、迷わず「お見それしました」と言いたい。

また、人のために骨身を惜しまず働く。
弱音を吐かず、自分の道を突き進む。
そんな人には「あっぱれ！」と声をかけたい。

逆に言えば他人から「お見それしました」「あっぱれ！」
そう声をかけられる私でいたい。

最近ほめ言葉を扱った書籍がヒットしている。
その背景には誰かに認められたい。自分の位置を確認したいという心があるからだ。

「素敵・凄い・素晴らしい・最高・信じられない…」さ行のほめ言葉もいいが、たまには「お見それしました」「あっぱれ！」を使ってみては？

相手も自分も潔さや爽やかさを感じることは、間違いない。