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duckling 北ドイツ見聞録

duckling 北ドイツ見聞録

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2004.12.16
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カテゴリ:未分類
今日また少し部屋の片付けをして小、中、高校生くらいの時の写真が出てきた。
その写真を見たらなんだかちょっと哀しくなった。
私は大学に入るまでかなりの劣等感と共に生きていた。
優等生だった姉に比べられ
厳しかった両親からはテストで90点を取ると
どうしてこんな簡単なテストで100点が取れないのかと言われ
自分の外見にもコンプレックスを持ち
劣等感の塊のようであった。
それでも周囲からは「いつも明るいduckling」と思われていたようだが
今写真を見てみるとどこか笑顔に無理が見える。

高校生になってとても素晴らしい友人達に恵まれて
大学で専攻していた心理学を学んでいくうちに
少しずつ劣等感は薄れていったように思う。
だけど以前よりはマシになったと言うだけで
今でもやっぱりどこかに劣等感を引きずっている自分が居る。

私がまだアメリカに居た時ヨーイが遊びにきて
二人でサンフランシスコに行った。
その時ヨーイが以前留学していたPalo Alto にある某有名大学院の教授のお宅を訪問した。
その教授も奥様も皆とても気さくな人達だったし
ヨーイ自身特にその大学に行ったことがあるのを鼻にかけている訳でもないのに
なぜかとても劣等感を感じている自分に気づいた。
そして自分自身に腹が立った。
私はその時一応カリフォルニアではその学校でしか希望していた勉強ができないから
私の通っていた大学院で勉強していたのだ。
なのに劣等感を感じている自分を発見し、自分自身いったい何が劣等感に繋がっているのか不思議だった。
自分の中に学校名や肩書きでその人の価値を決めるような考えがあるのだろうか?
それは本当は私が一番嫌いなことなのに・・・。

ヨーイもそういう事を普段の私の言動から敏感に察知しているらしく
「ボクはducklingのそういう自分に自信のないところが嫌い」
とよく言われてしまう。
自分でも分かっているけれど感じるものは感じてしまうから仕方ないノダ。

ヨーイと出会ってだいぶ良くなったかなと思う。
劣等感が無くなったというよりは
「私は私でいいんだ」と思えるようになった。
こんな私を「美しい」と思い込み
ただ単にひねくれているだけの私の変な見解を聞くたびに
「なんてユニークで聡明なんだ」と激しく勘違いしてくれるボーイフレンドのおかげで
私も少しずつ何となくその気になってきた。
周りに認められている事が分かると案外「あっ、今の私でもいいんだ」と思えてくるものなのだ。
ヨーイはあげまん(←死語?)だ。
そして私はげんきんだ。

しかし劣等感は興味深い。
あれは今の自分に対する不満から来るのだろうか?
それともある一種の刷り込まれた無意識の感覚なのだろうか?

今日もまたちょっと劣等感を感じてしまった・・・、そんな師走。





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最終更新日  2004.12.17 00:10:42
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