薩摩の遺伝子、マルス新蒸留所から。
2011年2月から19年ぶりに蒸留を再開した、本坊酒造 信州マルス蒸留所。今後のマルスの原型となるニューポット(蒸留したての原酒)を先日発売されました。タイプは2種。Heavilly PeatedとLightly Peated、いわゆるピートを強めに効かせたものとピート感が穏やかなタイプ、ともにアルコール60%です。さわやかなモルト感の向こうに、3年熟成以降にウイスキーとして世に出た時のテイストを想像してお楽しみ下さい。弊店では半量で二種類を飲み比べていただくのをお勧めします。香りを一層引き立てるためにトワイスアップ(同量の水を注ぐ)を推薦します。私の場合、ボトルの形状(容量200cc)やテイストからニューポットをグラッパと見立てて、チョコレートムース・ケーキと一緒に味わって見ました。想像通りの抜群の相性で、大変美味しく頂けました。