2005/09/27(火)19:23
山崎訪問 見学編
サントリー山崎蒸留所には、結局2日目と3日目の2回行きました。
場所は、JR山崎駅から徒歩10分くらいで、山深い白州に比べると大変便利。といっても、蒸留所の背後は山(合戦で有名な天王山?)になっていて、緑が豊かです。
敷地に入ると、山崎ウィスキー館という建物があり、サントリー・ウィスキーの歴史や多くの原酒が展示されていました。この原酒は約7000本あるらしいですが、なんとすべての瓶が展示棚に接着されている・・。すごい手間がかかったはずですが、将来も飾るだけだとすると、飲んべえとしてはちょっともったいない気分に。
接着されている原酒たち
さて、ウィスキー館で時間をつぶしているうちに、製造工程見学の時間になりました。この見学ツアーは、30分か1時間ごとに行われているようで、無料で参加可能です。きれいな女性が引率・解説してくれます。
最初に、糖化槽と発酵漕のある部屋へ連れて行かれますが、ウィスキーがいかに健康によいかを解説されました。カロリーや糖分の少なく、ポリフェノールが多く、体に優しいとのことです。最近の売り上げ向上作戦ですが、効果があるとよいですね。
糖化槽と麦芽
発酵漕と見学コースは、ガラス窓で区切られていて、発酵中の香りをかぐことはできませんでした。ちょっと残念。おそらく僕のような酒飲み以外の人は気分が悪くなってしまうのでしょう。
次は蒸留工程ですが、頂いた事前情報通り、ポットスチルの入れ替え工事をしていました。そのため、ポットスチルを間近で見られません(涙)。しかし、建物の外から窓越しに一部のポットスチルを見ることはできました。確かに、いろいろな種類のポットスチルがあるようで、それを確認できてよかったです。
メンテナンス中のポットスチル
最後に、熟成庫の見学。床はコンクリートになっていて、樽は4段くらいに積み上げられていました。自分の生まれた年の樽もありましたが、年齢を考えると、売り出されてもかなり高額で買えないはず・・。
このあと、ツアー付属の無料試飲会がありましたが、長くなったのでそれについては次回ご報告します。
山崎蒸留所
http://www.suntory.co.jp/whisky/distillery/yamazaki/home/index.html
響17年 7,180(税込)
個人的にシングルモルト放出中
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