アルマニャックと季節のお酒

2008/06/02(月)21:00

久々にモルト スプリングバンク 1997

ウィスキー(46)

先日、南池袋にあるバー T に行った。2年ぶりくらいだったけれども、相変わらず良いバーである。マディラやブランデーなど、僕好みの酒が多い。接客もよく、カクテルもハイレベル。 それで、各種ブランデーやカクテルを飲んでいたところ、一緒に行った男の飲んでいたモルトウィスキー スプリングバンク 1997(シェリー樽熟成らしき濃い色) を一口もらって、ちょっと驚いた。 変わった味だが、結構うまい。 これまでの先入観として、「最近のスプリングバンク = イマイチ」、「色の濃いモルト = あまり好きではない」、という図式があったけれど、それらを覆すレベル。 スプリングバンクらしいコクと潮気。バランスがよく、混濁感がない。シェリー樽ぽさは強くなく、ゴム臭が感じられない。スプリングバンク 1997は、樽の内側を焦がしなおしたシェリー樽を使って、10年熟成させている。限定商品で出荷数が少ないので、良い状態の樽ばかり使えたのだろうか。スプリングバンクを、これから見直したほうがよいのかな。 その日は、バー T のあと、一緒に飲んでいた者(東京都中野区在住)を横浜まで連れ出し、いつものように深夜まで深酒してしまった。 スプリングバンク 1997 55.2% 700ml \8,379(税込) >> トップページへ

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