自慢じゃないけど…
(というところから、もうすでに自慢する気満々?)
前髪のカットなら、まっかせなさ～い。

最近では、美容院やカットハウスでも、
前髪のみカットってやってくれるが、
最低でも500円。
前髪のみ500円なら、もうひとふんばりで、
全体をそろえてもらった方がいい。
そこまででもないからこそ、
おうちカットなのである。
うちでは、自分だけでなく娘たちのも
前髪だけカットは私がやってる。

なんていっても、もとから上手にできたわけじゃない。
切りすぎ、パッツン前髪になってしまい、
幼いころの娘たちに恨まれたことも何度かある。
(自分の髪では失敗しないところがズルイ)

でも、今はもう大丈夫!!
一年ほど前、何かのテレビで見た
「自分でできる前髪カット」というのを
よ～～く頭にとどめて、
練習に練習を重ねて、今の技を習得。
ほどよくシャギーの入った、
形よい前髪に仕上げることができるようになった。

もう、こうなったら…名人芸やな。

ところが…
この名人芸を行うにあたり、
ひとつ問題がある。

それは…前髪を切るのとともに、
絶対に毎回、自分の指の腹もペチッと
ハサミで軽く切っちゃって、
流血してしまうこと。
そんなに深く切っちゃうわけではなくて、
ホントにピピッと皮一枚はさんじゃったぐらいの
切り傷ですむんだけどね。

ハサミを縦にして、パチパチパチッと、
「おお～、今回もよい出来だ!!」と
調子に乗っているうちに
「イテッ!!またやっちゃったよぉ～」
という事態が起こる確率は、ほぼ100パーセントである。
そして、後半戦は絆創膏をまいて
仕上げにかかるという顛末。

確率100パーセントとわかっているなら、
最初から絆創膏を巻いてガードしとけばいいのに、
それをしないところが…
自称前髪カット名人の意地なんですなぁ。