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カテゴリ:時事
現在の大阪府知事は橋下徹(はしもと とおる)氏ですね。 本業は弁護士らしいですが、テレビ出演によりタレントとして知名度が上り、大阪府の知事選で当選しました。 私のあまり好きなパターンではないのですが、大阪府民が選んだのだから認めざるを得ませんね。でも最近の橋下氏の動向を見ていると、結構まともな仕事をしていると思います。 前知事の大田房江氏は東京大学経済学部を卒業している割には、経済・財政に疎く、地方行政についても功績が無いのはもちろん、自分の言葉での意見や方針が全くと言って良いほど、ありませんでした。社会人になってから、お役所の世界しか知らずにきたので、民間会社のように結果を出したり、競争に勝つという必要性が稀有なので仕方が無かった面はあるでしょう。現在はデーブ・スペクターの芸能事務所に所属しているようですが、どうなんでしょうかねぇ。 前々知事の横山ノック氏については、学識のアビリティはほぼゼロでしたでしょうから、周りの評価は逆にそれほど悪くは無かったようですね。でも私が東京に住んでいた頃に、会社の重役が、「横山ノックを知事に選ぶ人達だよ、大阪の連中は!」と言っていたのが少し心に刺さっています。確かに否定出来ないし、私自身が大阪府出身なものですから。 このような経緯を経て、大阪府知事に橋下徹氏が選ばれました。 最初、彼に対して私は大して期待していませんでしたが、どうも言動がまともでリーダーシップもあるようです。先の知事2名と比べてしまうと好き嫌いは別として、若いのにまともな仕事をしているようです。 財政難の大阪府を変えるには、まず府の職員から変わるべし、という態度と方向性は間違っていないと思います。仕事の能率を上げるとか、安易に人を増やさないで知恵をしぼるとか、お客さん(府民)の立場になって考えるとか、民間会社に近いような業務姿勢をお役所にも要求しているようですね。そうしないと納税者たる府民が付いて来ない、という事が分かっているかのようです。弁護士という人の痛みが分からないと出来ない職業の経験が生かされているのかもしれません。 早稲田大学を卒業した年に司法試験に合格しているというエクセレントな能力は、伊達ではないようです。仕事に対して頭を使う、考えて行動するといった動作が若くして出来ているのでしょう。しかし知事の任に就いたばかりなので、すぐに評価出来るものではないのですが、久々のまともな大阪府知事に期待は寄せれそうですね。 ローカルなネタでした~。私は兵庫県民ですけれど・・・ 大阪には12年程住んでいたし~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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