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2005.04.17
テーマ：懐かしのフォークソング(675)
カテゴリ：カテゴリ未分類
高田渡さんが亡くなったと知ったのは
Yahoo!のニュースだった。 あれは90年代初めの頃だったか....。 ぼくは一度だけだが、同じ席で高田渡さんと酒を飲む機会を得たことがある。 場所は吉祥寺『のろ』。 大塚まさじのライヴの後。 そこにはギターの神様中川イサトもいた。 そのときのこと、いやさらに昔。70年代のフォークソング最盛期を思い出し、 いくつかのサイトを回ってみた。 『タカダワタル的』 『中山ラビ...ラビwebです』 いずれのBBSも高田渡さんへの哀悼の言葉で埋め尽くされている。 そう、あの頃は高田渡さんを慕い、いろんなミュージシャンが彼の元を訪れ、 彼の紹介でステージに立っていた。 シバしかり、 友部正人しかり。 だが、いちばんショックを受けているのはこの人かも知れない。 『Twins Ryo Web』 ここは、かの吟遊詩人・加川良のサイトだ。 彼の名作中の名作「下宿屋」の中で加川良は高田渡さんのことをこう唄う。 「何がいいとか 悪いとか そんな事じゃないんです たぶん僕は 死ぬまで彼に なりきれないでしょうから ただ その歯がゆさの中で 僕は信じるんです 唄わない事が一番いいんだと 言える彼を」 くしくも彼の命日は、この人、なぎら健壱の誕生日と重なった。 『下町キッズ』 高田渡さんがいなければ、その後の音楽シーンはあり得なかった。 彼は、マスコミに出なくても、日本中ギターを抱えて歩き、 直に音楽を届けるという方法があることを示した偉大な先駆者だった。 高田渡だけ、“さん”を付けなくてはならなくなったことが哀しい。 ※高田渡さんを知らない方へ。ここで試聴できます。 試聴 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
僕も学生の頃井の頭公園でよく高田渡さんに会いました 中学生の頃から好きだったので 舞い上がっちゃいました でもその頃からアルコールにやられていてまともに弾けなかったですね それでも感動しましたよもちろん！
(2005.04.17 20:59:09)
初めまして。
実は先日、井の頭公園で旧友と花見をして、 「いせや（焼鳥屋）には今も高田渡が来るんだよ」なんて 話をしたばかりです。 渡さんは10年前肝硬変で一度命が危なくなり、 半年ほどは禁酒されてたようです。 でもその名もズバリの「酒」という歌を始め、 人生における酒の意味を、ずっと歌い続けてた人だけに、 酒をやめることは 自らのアイデンティティの喪失に等しかったのではないでしょうか。 おそらく覚悟の死だった、そういう気もします。 でも演奏しながら寝てしまう、 あの姿がもう見られないと思うと寂しいです。。 (2005.04.17 22:25:00)
懐かしい名前にどきどきしてしまいました。漫画家でしたよね。僕が最も好きだった永島慎二のアシスタントしてましたよね 胸が締め付けられるほどの懐かしさを感じてます。
(2005.04.17 22:43:01)
そうです。シバは漫画も描いていて、
ファーストアルバム「青い空の日」のジャケットは 彼のイラストだったと思います。 残念ながらぼくは武蔵野タンポポ団でしか見たことがありません。 歌は「悲しい気持ちで」だったと思います。 なお、本欄で書いた 「下宿屋」には次のような一節があります。 「それから 僕が 岩井さんや シバ君と会えたのも すべてこの部屋だったし すべて僕には唄だったんです」 この部屋＝もちろん渡さんの部屋です。 (2005.04.18 15:34:12)
TBありがとうございました。
ご本人にお会いしたことがあったなんて、すごい！ …でも、ほんとに日本の偉大なフォークシンガーが また一人いなくなってしまいました。 世代的にリアルな感覚というのはもてないかも しれないけれども、それでも高田渡さんのいた時代の シンガーたちの歌はすごく心に響きます。 せめて、ご本人たちの分まで語り継いで行きたいです。 (2005.04.21 03:17:36)
はじめまして。
コメントありがとうございました。 ぼくの周りの若い20代の人たちも、 渡さんの音楽に鮮烈な衝撃を受けた人はたくさんいます。 来週は、彼らとなぎら健壱のライブに行こうかと思っています。 (2005.04.21 23:07:46)
＞じゃんだらりん 心よりさん
コメントありがとうございます。 高田渡さんを送る会が決定したそうです。 4月28日、小金井市公会堂です。 詳細は http://www.altamira.jp/takadawataru/ なお渡さんは18日「いせや」の傍の協会で たくさんの仲間に囲まれて逝かれたとか。 クリスチャンネームはパウロ高田渡だそうです。 (2005.04.23 21:05:43)
初めまして…自衛隊に入ろうで検索ヒットしたので、伺いました♪
この歌，わたくしの世代位から知らない方が多く、 わたくしもあるHPで知りまして、パソコンが壊れてどこのHPだか分らなくなり、知合いに教えられませんww こちらにあると期待していたので残念です。 あの歌は不朽の名作です。 多くの人に存在を知って欲しいし、伝えて行きたいと思っておりまして、書き込ませて頂きました。 (2007.02.05 08:59:31)
のもえもんさん
＞初めまして…自衛隊に入ろうで検索ヒットしたので、伺いました♪ 驚きです。 私のところが映画以外で検索ヒットされるとは！？ ＞この歌，わたくしの世代位から知らない方が多く、 ＞わたくしもあるHPで知りまして、パソコンが壊れてどこのHPだか分らなくなり、知合いに教えられませんww 探してみました。 サンプルはこちらにあります。 http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1444662 # あと、 『自衛隊に入ろう』でgoogleすると、 けっこう、いろんな方が歌詞を掲載しています。 なかにはmidiで演奏されてられる方も…。 ＞こちらにあると期待していたので残念です。 ＞あの歌は不朽の名作です。 ＞多くの人に存在を知って欲しいし、伝えて行きたいと思っておりまして、書き込ませて頂きました。 そうですね。 この曲が出てきたときは衝撃。 URC自体がカルチャーショックでした。 そこから出てきた加川良は いまも追いかけています。 彼の「下宿屋」という歌はご存知ですか？ あの中で、高田渡のことが歌われています。 昨年、彼のライブに行きましたが 高田渡の「生活の柄」を歌っていましたよ。 おかげで とても楽しいお話ができました。 またいらしてください。 (2007.02.05 22:26:38) |
