000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

何があっても大丈夫!                    すべては流れのままに~天のパパに向かって

何があっても大丈夫!                    すべては流れのままに~天のパパに向かって

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

Category

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

なぽうとおかいもの なぽうさん
加計呂麻(かけろま… ☆くろすけ☆さん
そよ風 idumi♪さん
さくらひらりのひと… さくらひらりさん
ヒッパルコスの空 英草さん
May her soul rest … くるり くるりさん
がんばれ私! maxbeetさん
喜びと悲しみのはざ… 柊子5113さん
きよみや犯科帳 きよみー8さん
ゆめのあとさき shiosai2004さん

Comments

クムクム@ Re:ご無沙汰しまくりすみません〜(09/24) なたさん こんにちは~(^O^)/ アメンバー…
なた楽です@ Re[1]:ご無沙汰しまくりすみません〜(09/24) carabao800さん おひさ過ぎてすみません〜…
carabao800@ Re:ご無沙汰しまくりすみません~(09/24)  おしさしチンガー! お元気けー? オ…
shiosai2004@ Re:うんじゃらの熱病(07/03) 面白いですね。 体が動かないと(動か…
なた@楽@ Re[3]:うんじゃらの熱病(07/03) carabao800さん >風邪なんか、引かない…

Headline News

2006.06.18
XML
カテゴリ:★パパの闘病記録
そしてもう一つ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
何の関連もないのですが、奉仕作業の最中、思い出していた事をかきましょう。

始めは、パパ一人が持っていた携帯。
そのうち、写メールの機能がついてから、子供の日常写真を送る為に買った私の携帯。
ほとんど、ぱぱとのやりとりで終始していました。「いまかえる」「わかったよ」程度。

たまに、パパとけんかすると、パパはしゃべらなくなる。
次の日に、必ず、私が長々メールでけんかの続きを書き綴り、
パパもしゃべらない分を文字にして長々メールで返事をし…
「人生とは」なんて事を、けんかの末にメールしあった事もあります。

それでも、誕生日には「おめでとう」とか、子供の写真とか…
私たちにとって、生活の一部だった携帯でした。

普段しゃべる時間がない分、文字でかなり深い話をお互いにしてきたように思います。

入院してからは、こっそり病室から、「ちょっとここが痛い」とか「トイレ行って来る」
みたいな、一言から、「隣のベットの人とこんな話をした~」みたいな、深い話まで。
かなり、いろいろ話をとばしました。
ーーーーーーーーーーーーーー
入院して、病院をいくつか移り、告知の直前の時期でした。
痛みが最高のときだったと思います。普通の痛み止めで頑張っていた時期でしたから。。。

パパの携帯が壊れちゃったんです。それまでの、メモリもきえました。

壊れる直前にやり取りをしていたのは、「痛い」でした。
とにかく、眠る事も出来ず、寝ても「痛い」でした。
私は、一生懸命メールの返事を出しました。

「がんばれ」という言葉は、そのときの彼には何の役にも立ちません。
だから、具体的に「先生を呼んだ?』とか、「薬をもらってみる?」
とか、「眠れないなら、散歩しちゃえば?」とか、
「電話しよう」とか、「トイレ行った?」とか。。。
すごく痛かったんだと思います。思考力0にちかい感じでした。
だから、出来る事を、携帯でやり取りしながら、探って…
メールで、泣いているのが分かっちゃいました。実際泣いてました。

そうしたら、壊れちゃったんです。

ぱぱは、
ベットの中で、携帯が壊れると、急に一人になったような寂しさを覚えたようで、
私は、すぐに、新しい携帯を買いました。
(パパの名義で買うのには、結構めんどうでしたが。)
すぐさま、生徒や先生や、連絡できる方達にアドレス、番号を知らせて欲しい~なんて
知らせていましたが。。。

それから、1~2日で、パパは携帯に頼るのをきっぱりとやめました。
この頃、「電磁波は体によくない」というような話も頂いた時期で、
私から、ときどき寂しくて、それから何回かメールしましたが、
パパからは、「わかった」程度しか返事が来なくなりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私の手元には、「パパの携帯」が残っているのですが、
私には、パパの車MPVほどには愛着がありません。
その携帯には、さんざん二人でやり取りをした何でもない日常のメールさえ、
残っていないんです。
私から、「ぱぱへ」の最後のメールは、緩和病棟へ移ったばかりの頃に送った
「最近、パパからの返事が来なくてさみしいけど、病気が治ったら、
またメールちょうだいね。待ってるから」です。
このメールは、パパの携帯は受け取っているのですが、
パパは、見ていなかったようです。返事が来ていませんから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、パパが亡くなり、間もなく、私の携帯も、突然壊れちゃいました。
私は、アドレス一覧を手書きで作っていました。
ですから、あまり慌てなかったのですが、
ショックだったのは、パパから来ていたメールの履歴…
大切なパパからのメールさえ、消えてなくなった事です。
たくさん、たくさん、消す事が出来ずにとっといたのに。
ーーーーーーー
でも今思うと、写真を見るだけで泣けてしまうのに、
携帯のメールが残っていたら、それを見るたびに、動けなくなっていたのでしょう。

パパが、私の為に持って行っちゃったんだと思います。

パパの棺には、携帯を入れる事が出来ませんでした。
だから、パパは今携帯を持っていません。パパからのメールはきませんね。
でも、パパの遺影の前に、今も新しく買ってあげたパパの携帯を置いてあります。

生徒さんたちから、ときどき、パパへ、メールが届くんです。
パパは、ときどき、それを見に来ているんだと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
でも、ブログを散歩していると、亡くなられた方のメールを、残された方が繰り返し見て、
元気を得ている話を目にします。。。
時々、うらやましく思います。

でも、私には、パパの言葉を語る子供達が目の前にいます。
(と、思う事にしました)

>>> ぱぱへ
最後のメールの返事、実はちょっとだけ、待っている私です。
きっと、生徒さん達も、返事を待っていると思いますよ。パパからの返事を。

ーーーーーーーーーーーーーー
今は、この携帯、半分、子供と私との連絡に使われるようになりました。
パパからのメールに、すぐに返事がだせるように(なんて、本気で思ってます少し)
出かけるときは、必ず持って歩いています。
パパへ見せたい子供の写真も、今は、パパの携帯から、子供達が撮って
私の携帯へ送ってくれます。

みんなで、パパからの返事を待っているんだけど…ね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.06.18 23:51:22
コメント(10) | コメントを書く
[★パパの闘病記録] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X