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サブプライムが弾けてから、落ち着きを取り戻していたかの様に誤魔化されてきた世界経済、ついに第二波がやって来そうです。
このまま収束していくとは、全く思っていなかったので、果たしてどのタイミングで、そしてどんな規模で来るのか、ということだけが気になっておりました。 少し前の夏を過ぎたころから、世界の金相場が右肩上がりに上昇を始め、不況の中で起こるそれは実質、貨幣への不信が反映されていると言っても過言ではないので、恐らく我々一般人の目には届かないところで、悪いニュースが駆け巡っているのだろうと、推測をしておりました。 ジュネーブで備蓄金を放出、とニュースがあったにも関わらず、金の価格が調整される事はなく、ドル建てでの金相場は最高値をつけ、遂にイーグル金貨(アメリカ政府が発行している正式な金貨)が底を突いたという恐ろしいニュースが、昨夜流れました。 このニュースは、ますます金相場、特にドル建て金相場を上昇させる事になると思います。 そして同時に、ドル貨幣の価値が揺らぐ一因にもなるのでしょうか。 今現在、世界の貨幣価値を見比べたところ、円-ユーロは以前の安定期に戻り、ドルだけが価値を下げている有様です。ポンドも弱くなったままですが。 だからと言って、安心できるわけもなく。 世界経済の中心になっているドルの価値が激変しては、国際輸出入に支障が来たされる訳です。輸出入に支障を来たすということは、輸出入関係の経済が揺らぐということで、それはボロボロになった世界経済に、更なる打撃になると思われます。 さてさて。 ロサンゼルスで企業関係の保険を扱う仕事をしている友人が、来年の初め頃に向けてどうも雲行きが怪しいと、秋頃に教えてくれたのです。 ひょっとすると、来年またしても、大きな不況の波が襲ってくるかも知れません。 世界の端っこで細々と生きる我々には出来ることは少ないです。 別の言い方をすれば、ほんの僅か、出来る事もあるのです。 例えば、経済が悪くなれば、もちろん仕事の時間は減ります。残業時間が無くなってしまうかも知れません。 そんな時は、嘆いたりせず、今までの分も楽しむこと。 時間は、何よりもの価値あるもの。 増えた自分の時間の分だけ、楽しんで自分を幸せにすること。 家族でも、友人でも、恋人でも、趣味でも、今まで時間がなくて出来なかったけどやりたかった事を、思いっきり楽しむこと。 経済が悪いときに、不安ばかりに苛まれるのは、心にも身体にもよくないです。 今はほんの少しお金を貯めて、時間が出来たときには何が出来るだろうかと、考えをめぐらせてみるのもよいのではないかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月27日 12時41分16秒
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