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PUMAやBMW等、外資系の本国社員達の退避が続く今日この頃。
こう言った状況に、デジャヴを感じるわたくしでございます。 似た状況になったのは、あの日。 ちょうど10年前の9月11日。 わたくしはあの時、アメリカにいました。 一瞬にして世界が変わるのを肌で感じました。 ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込み、世界が大パニックとなった日です。 アメリカから脱出しようとする人々が空港に押し寄せ、様々な虚実のテロ情報が流れ。 不安を煽るマスコミは今後起こりえるテロの可能性を、必要以上に強調。 ニュースに至っては「America under ATTACK!」 スーパー等では買い占めが横行しましたし、アラブ系に見える人々(全く関係のないインド人等も含め)が襲撃される等、社会は混乱のるつぼとなりました。 それを見て、逆にわたくしは冷静さを取り戻した事を覚えています。 「この空気にのまれてはいかんな。」と。 とりあえず深呼吸、それからスーパーに行って、貧乏学生だった頃はほとんど買わなかった、ちょっと高めのワインとチーズを購入し、テレビもネットも消して一息付きました。 色々な事を、ゆっくりと考えると、「慌てずじっとしている事が大事。そして可能な限り、日常生活を維持する事が第一」と判断。 そのまま何もせずにいた事が、功を奏しました。 国外脱出を勧告したり、退避勧告を出す国々は、おそらく「日本政府を信じていない」と言う事でしょう。 確かに、今の政権の頼りなさは見るに耐えない。 電力会社におもむき、一国の首相ともある者が取り乱し感情的になるとは何事か。 被災もしてない癖に、自分の外聞のことしか頭にないから故の短絡的行動。 自分の言動、格好、外聞などなど、まれに見る程自己愛だけが強い、ナルシストばかりが集う政権です。 これほどまでに忍耐強く耐える被災者の方々を尻目に、パフォーマンスだけの無駄で迷惑な視察しか行わず、それ行こう被災地に足を向ける度胸すらない男が、国家の管理を担う等無責任にも程があります。 菅直人が東京電力にいらだつのは、国民の事を考えてではありません。自分が無能に見えるのが嫌なだけです。無能だということが、明るみになるのが嫌なだけ。自分の事しか考えていない「ただの男」ですよ。 この煮え切らない現政権の態度が、外国人の国外退避や買い占め行為等の行いを助長させているのだと思います。 9/11のテロのときもそうですが。 何よりもこう言った、人知を超えた出来事が発生した際には、初動が肝心。一番最初に、やるべき事をやっておく。あとは、災害地被災地にいるでもない限りは、静観するのが一番迷惑をかけない事です。 そして、なるだけ経済をまわす事。 外食をしたり、普段は遠慮するものを思い切って買ってみるなど。 買い占めなどには関係のないものです。 うちの母が言います。 「自分の事しか考えない者が、保身だけを考えて逃げようとしても、災難は追いかけてくる。」 その通りだと思うんです。 歩いているだけで、落下して来たモノに当たって死ぬ事だってあるんですから。 逃げようとしたが為に、空港や駅で缶詰になって疲労困憊した挙げ句、体調を崩してしまったら元も子も有りません。 被災地はもっと大変なのです。都内とは比べ物にもならない程。 東京に電力を送る為に稼働していた福島原発から放射能が出て、福島の方々が苦しんでいるのに、東京の者が買い占めなどを行って被災地にしわ寄せが行く様な行為を続ければ、罰が当たりますよ。 特に23区での、ガソリンの買い占めは酷すぎる。23区では、心身に問題のない若い世代の個人は車なんて今は使用しなくてもいいでしょう。本数は減っていますが、交通機関は麻痺してませんよ。ちゃんと稼働してます。 スーパー等の空の棚や列を見れば、焦る気持ちは分かります。 でも、そんな時だから、足を止めて空を見て、深呼吸をしましょう。 目を閉じて、落ち着く様に自分に言い聞かせましょう。 今後一ヶ月は、こう言った事を心がけた方がいいです。 この様な大災害が起きた場合、精神が安定し我に返った一ヶ月後くらいに強烈な落ち込みが襲ってきます。それを避ける為にも、今は現状の生活を維持する努力をした方が良いです。 仕事を放り出して東京脱出/国外脱出した者達もいるようです。 しかし、その後どうすると言うのでしょう? 退避先にどれほど滞在する気なのでしょうか?その計画性は?経済的余裕は? 不安や焦りは分かりますが、今は意識して深呼吸をして、おぼろげな不安と言う波に飲み込まれない様に気をつけてください。 こんな時だからこそ、周りの人間を大切に。連絡を取り合い、励まし合うのも良いと思います。本音を吐き出し合うのも大事ですよ。 家族や友人のありがたみを噛み締め、日々生活しましょう(^^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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