望郷の80年代。
渡米前に、部屋を整理しておりました。すると、出て来る出て来る。80年代の洋楽雑誌が。高校に入った歳から、はまりまくっていた80年代ロック。けばけばしい衣装に長髪、化粧、派手なステージング。その中で今、生き残っているのはボンジョビやガンズ程度でしょうかね。殆どは消えてしまいました。死んだ人もいるし、死んで欲しい程醜くなった人もいるし、性転換した人もいるし、細々とバイト生活をしている人もいるし。あの頃は、或程度のヴィジュアルがあり、80年代風音楽を奏でていれば、下手糞でもある程度はビッグになれた時代でした。今の私なら、絶対に好きにならなかったジャンルかも知れないです。でも高校生の頃は、物珍しくてはまっていたんですね。でもって、整理してたら出て来ましたよ。15~10年前のミュージックライフが。デビューしたばっかりのボン・ジョビや、ガンズ&ローゼズのアクセル・ローズとかが表紙の雑誌です。捨てようかと思ったんですが、ちょっと勿体無い。欲しい方がおりましたら、御一報下さい。もしいなかったら、年末に神保町行きです。ちなみに、映画雑誌も沢山出て来ました。『ターミネーター』の頃のエドワード・ファーロングや、人気が出る前のディカプリオだとか、結構掘り出し物のピンナップがあったりしましたよ。懐かしいです。ホント。そう言えば、先週の『笑う犬』のコントの中で、ウッチャンがディヴィッド・リー・ロスをパロった感じのコントをやっておりました。あの有名な、ヴァン・ヘイレンの『Jump』に乗せて。なんつーか、カムバック、バブル!みたいなコントでしたが、確かにディヴィッド・リー・ロスは存在がバブルっぽいかも知れないですね。今は随分落ち着いたみたいですが、昔の彼はまさにバブルな感じでした。馬鹿っぽい程派手で、賑やかで、騒がしくて、軽薄で、ノリノリで。それにしても、ウッチャンはやっぱり昔、ディヴィッド・リー・ロス(もしくはヴァン・ヘイレン)を聴いていたのかしら。ちょっと意外でした。