|
カテゴリ:いぬわし
正捕手の座は誰になるのか?各ポジションが固定しないであろうイーグルスの初年度の中にあって、心配されていたのは要であるキャッチャーだったと思います。昨年近鉄で的山選手からポジションを奪いそうなほど活躍していた藤井選手がその筆頭。小柄ながら怪我が少ないとの触込み通り、今シーズン1度も登録抹消されずに乗り切りました。これは野手では大島選手・酒井選手、そして山崎選手と藤井選手しか成し遂げられなかった事ですから、故障が多いポジションということを考えるとよくやったといえるのではないでしょうか。
113試合に出場して、確か先発マスクは70試合は超えていたと思います(77試合)。交流戦の頃はセントラルの野球に慣れているであろう中村選手に先発マスクを奪われる機会も多かったですが、それ以外はコンスタントにマスクをかぶり続けていました。手もとに盗塁阻止率のデータがないので分からないですが、多分2割そこそこだと思うんですよね。イーグルスにはクイックが上手な投手があまりいないので藤井選手ばかりに非はないのですが、もうちょっと高めないといけないですね。バッティングはそれほど悪くないですよね。打率は2割3分そこそこで高いとはいえませんが、得点圏打率は2割9分を超え、下位打線の中でもポイントゲッターとなっていました。右打ちに磨きがかかって田尾さんにも「藤井は何かをつかんだ」と言われていましたね。オープン戦で見せたホームランが見られなかったことだけが残念です。 私が選ぶ今シーズンの藤井選手のベストシーンは、大島選手が代打逆転タイムリーを放ったときの激走です。確か一塁からの長駆ホームインで、決して足は速いとはいえない藤井選手が、勝利をつかむために必死に走った姿が印象に残ってます。 今シーズンは体を張ってイーグルスのホームベースを守った藤井選手、しかし来季も主軸のキャッチャーでいられる保証はありません。秋季キャンプでは長坂・新里・中谷の各捕手が正捕手を目指し山田勝彦新コーチの下猛練習をしているそうですし、ドラフトでは即戦力のキャッチャーを獲得するのは確実と言われています。野村監督からの要求も高くなるでしょうから、今季と同じではレギュラーどころか一軍すら危ないでしょう。今シーズンのようなバッティングに加え、インサイドワークでも光る部分を見せて、激しい正捕手争いをしていって欲しいです。 #サンスポさんにこのような記事が。まだ未定なのでなんとも言えませんが、小倉投手はまだまだ力がありますから、絶対に再雇用すべきだと思います。シコースキー投手も来てほしいですが、ライオンズも獲得に乗り出してるようですし、難しいかなあ。それより野口投手のジャイアンツ入りが決定的なんて書かれてますが、ウチはいつの間に野口投手争奪戦から撤退したんですか?昨年もそうでしたが「大物を獲得する」「お金に糸目はつけない」なんて言いながら、豊田投手争奪戦に参戦するなんて声も聞かれず、ちゃんと補強を考えているのか心配です。テストに来てくれるベバリン投手や陳選手獲得は悪くないですが、自分からは何も動いてないですよね。ローテーションに入ってくれそうな大物投手を日本球団から獲得する可能性はもはや皆無みたいですね。はぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[いぬわし] カテゴリの最新記事
|