いぬわし組　背番号10

昨日から最後のオープン戦６連戦がスタート。そして最後のオープン戦主催試合ということでskyAさんで中継が行われたのですが、試合前平方さんから心配なレポートが。高須選手がドラゴンズ戦に受けた頭部へのデッドボールの影響が昨日になって現れたそうで、大事をとって病院に向かったそうです。そういえば試合前セレモニーで福盛投手が花束を受け取っていて、なんで選手会長じゃないんだろうと気になってたんですよね。その後情報はありませんし、今朝各サイトを回っても高須選手の情報は書かれてませんでしたので、大丈夫かなあとは思うんですが、貴重なポイントゲッターですし、何より選手会長ですから、異常がないことを願いたいですね。

先発の有銘投手は５回を投げて被安打２四死球２の１失点となかなかのピッチング。序盤はタイガース打線の早打ちに助けられた部分もありましたし、まだ調整段階であるレギュラー陣相手という部分も考慮しなければならないかと思いますが、ローテーション投手としてキチンと投げられたのではないでしょうか。
ただ、野村監督の評価は相変わらず厳しいんですよね。試合中のインタビューでも「フォームを変えたいのに本人は変える気がない。（解説の）阿波野さんからも言ってやって下さいよ」と語ったり、安定、安心感がないとも語ってます。確かに失点の場面も先頭のバッターをフォアボールで出しての失点ですから、それまでパーフェクトに抑えていていきなりテンポが悪くなると安心して任せられないですよね。でも良くやってる方だと思うんですけれどね～。ま、褒める事をしない監督が田中投手だけ褒めていることが珍しいですから(^_^、他の選手に対してはこんな感じかもしれないですね。

２番手は一場投手。前回よりは良かったようですが、いい部分は私の目には見えませんでした。しっかり腕を振っていたかなあと感じる程度です。そして結局二軍での調整が決定したそうです。ただ、私はこの降格をプラスに考えてほしいんですよね。多分一場投手の最初の登板は順調だったとしても２７日のホークス戦。となればあと１０日以上ありますよね。それまでに走り込みだったり細かい調整を二軍で行えばまだまだ間に合うと思います。ホークス戦で先発するつもりでじっくり自分の良さと足りない部分を見つけてほしいです。

３番手の愛敬投手はピンチを作って無念の途中降板。次の松崎投手が勝ち越し点を許してしまうんですが、ヒットを打たれたことよりも桧山選手を追い込みながらもフォアボールを出した事が残念でした。まだまだ豊彦投手のレベルには遠くおよばない感じです。松本投手は結構良かったと思います。

で、福盛投手ですが、言葉は悪いですが、完全に秀太選手をナメちゃいましたね。ポンポンと２アウトまでいったから勢いで、力でねじ伏せようとして打たれてしまいました。がっかりではありますが、力でねじ伏せようと思うくらい調子はいいという事なのでしょうから、不注意だけを今後は気をつけてほしいです。

打線はタイガースの先発・ボーグルソン投手のセットからの投球のまずさをつけ込んで初回から２盗塁を交えて先制。その後も３回から７回まで毎回２人以上塁上にランナーを置くんですが得点は７回のホセ選手の犠牲フライのみ。またも２桁残塁を記録してしまいました。ホセ選手は２打点ですが、チャンスはもうちょっとあったんですよね。山崎選手もいいところがありませんでした。

ただ、『打線』にはなっていませんが、主力打者は相変わらずいい感じのようです。リック選手は２安打、鉄平選手も調子は上がっていますし、草野選手もヒットは出ませんでしたが相変わらずいいバッティングを見せてます。草野選手はやっぱ守備が心配ですね～。
ウィット選手は８番で出場し、ヒットを放ちました。ウィット選手も８番だとかなり恐い感じですよね。８番打者が打率は低くても２０本打ってくれれば厚みがましますし。でも８番に外国人選手を入れるなら、大廣選手など、若手を使ってほしいという気持ちもあります。

そして礒部選手。２ベースを含む２安打を放ちました。本人が一番ホッとしているでしょうね。試合中の監督のインタビューでは「鉄平・礒部・草野の左打者３人がカギ」と語っていて、監督からの信頼も高いようですから、ぜひ応えてほしいです。
さらに竜太郎選手が代打で粘りながら見事なヒット、鷹野選手もヒットを放つなどライバルが調子を上げてきているのもうれしいですね。レベルの高いレギュラー争いを見せてほしいです。

最後に森谷選手の牽制アウト。酷ですが代走で出てきた選手は決してミスは許されないと思うんです。それはプロ１０年目の森谷選手なら百も承知だと思うんですが、またやってしまうところが本当に残念でなりません。積極的に次の塁を狙ったが故のミス、という人もいるかもしれないですが、終盤、１点を争う場面で代走に起用され、どういう状況なのか判断できるのなら何を重要視すべきかは見えてくるはずですよね。シーズンに入ってからは絶対にこういうことがないように願いたいです。特に今年は高波選手もいますから、一軍に残り続けるためにもミスのないプレーを期待したいです。