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カテゴリ:いぬわし2007
さすが監督は語彙が豊富ですね。「がっぷり四つの十両相撲」は言い得て妙だと思います(^_^。昨日の試合は「負けに等しい引き分け」と考えてらっしゃる方が多いと思います。確かにリードした状況を保ちつつクローザーに託したものの追い付かれてしまったのですからそのような印象を持たれたかと思うのですが、オリックスも押せ押せムードの中9回に一気に勝ち越せませんでしたし、延長に入って以降も再三チャンスがありながらも決め手を欠いていましたから、どちらも勝てなくて同然の試合だったかなあと思います。
オリックスの先発は川越投手で、得点するのは難しいかなあと思っていたら、初回に2番復帰の高須選手のヒットから、礒部選手が右中間を深々と破るタイムリー2ベースで先制し、リック選手もタイムリーで続いて鮮やかな攻撃を見せてくれました。 先発の林恩宇投手は相変わらずの安定したピッチング。2回と5回にピンチを招きますが落ち着いて併殺打に討ち取りました。なんといってもテンポが良くて、オリックスの攻撃があっという間に終わってましたよね。前日の吉井投手に抑えられたイーグルスの攻撃みたいでしたから(^_^、こりゃイケるかも、と思いました。 追加点が欲しかったイーグルスはこの日ようやく初スタメンの川口選手がチャンスに一二塁間を抜くタイムリーヒット!貴重な3点目となりました。さらに8回には3ベースも放ち、この時点で「明日のblogの題名は『こんな憲史を待っていた!』で決定だな」と密かに思ってました(^_^。それだけファンが待ちこがれていたバッティングでしたよね。ただ、昨日はファースト・リックにレフト・川口。これは逆の方がいいような気がするんですが、どっちが安定しているでしょうね。あんまり変わらないかな(^_^。 しかしその裏、林恩宇投手が一番気をつけなければならないラロッカ選手に手痛い2ランを浴び、ランナーを残したところで早くもマウンドを降ります。本人も自覚しているようですが、明らかにスタミナ不足ですよね~。球威が一気に落ちたように思いました。先日の永井投手もですが、やはり7回は投げきってほしかったですよね。 その後、小倉・朝井・渡邉各投手が小刻みに登板しそれぞれ持ち味を発揮する素晴しい内容。朝井投手のカーブを見るとゾクゾクしちゃいますね(^_^。正直ローズ選手の場面で渡邉投手登板は心配でしたが、見事なピッチングで三振を奪ってくれました。渡邉投手、心配しちゃってすみません(^_^。この時点では題名を『石橋を渡って継投大成功!』にするつもりでした(^_^。 9回は当然福盛投手が登板。しかし結果はご存じの通りでした。後藤選手の2ベースはうまくフォークを救い上げられましたから仕方なかったとは言え、それ以外は逆球も多く、フォークも切れてませんでしたね。当blogのモットーは「選手に優しく」ですので、福盛投手をフォローすると、イーグルスって勝ち試合に持っていくのって難しいですよね。ですので福盛投手の登板もまちまち。間隔が開いてしまったら調整登板とかもっとさせてあげた方がいいと思うんですよね。もちろん福盛投手が「セーブのつく場面以外はあまり投げたくない」というのなら仕方ないですが、そうでなければ間隔を開けない方がいいように思います。まぁ年に何度か不調になるのもしょうがないですから、それが今季は春にきたと思えば大したことないです。当然ながら次に期待しています。 延長に入りイーグルスは10回と12回、オリックスは毎回ランナーを出しながらも勝ち越し点は奪えませんでした。加藤投手もカーター投手もまずまずでしたから仕方ないかもしれませんね。ちょっと気になるのは12回の代打ウィット選手の場面。まだベンチには切り札の鷹野選手もバッティングは調子のいい藤井選手も残っていたんですよね。なのになんで1割そこそこのウィット選手だったのか疑問です。ランナーがいない場面で一発に期待するというのなら分かりますが、ヒットを打つ技術ならほかの二人の方が遥かに上ですよね。何かのデータに基づいた素人には分からない部分があるんでしょう。 福盛投手を継いだ松本投手も粘りのピッチングで2回を無失点。よく踏んばってくれました。松本投手のピッチングがあったから引き分けに持ち込めたと思います。 残塁13と相変わらず効率が悪い攻撃ですが、不調の高須選手が猛打賞、嶋選手がプロ入り初のマルチヒットで打率1割到達は明るい話題ですね。逆に鉄平選手の6打数ノーヒットは心配です。 夕べダルビッシュ投手が投げてくれたようですので(^_^、フルスタでの登板はないですね。こちらはエースと青山投手ですから、先発陣は万全かなと思います。問題は30日の先発。中5日で永井投手でなければいいのですが・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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