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カテゴリ:いぬわし2008
考えてみたら私は今シーズン、中継を見ながら一度も叫んだ事はなかったんですが、夕べの10回表、ホセ選手の打球がセンター前でバウンドした瞬間、「おぉぉ~~!」と叫んでしまいました(^_^。それだけ勝ちたかった、負けるわけにはいかない展開の試合を決める貴重な一打でしたよね。
先発の永井投手は素晴らしいなんて言葉が陳腐に感じられちゃうほど見事な立ち上がり。パーフェクトいけるんじゃないの?というくらい得意のカーブやフォークがコントロール良く投げられていましたが、3回に後藤選手に初ヒットを打たれると、坂口選手にライトオーバーの3ベースを打たれて先制を許します。相変わらずイーグルス投手陣は各チームの1番バッターに打たれますよね~。大西選手が移籍して今年は大丈夫かと思ったんですが、坂口選手に2試合続けて手痛いタイムリーですものね。さらにピンチが続きましたが、カブレラ選手が打ち損じてくれて切り抜けます。 3回までヒット二本に抑えられていた打線ですが、相手のファインプレーが多く、鋭い当たりも多かったのでそれほど心配はしていませんでした。私の予想が珍しく良い方に当たりまして(^_^、4回に3連打で一気に追いつきます。この回は右打ちが徹底していましたね。一気に勝ち越せるチャンスもありましたが山崎選手の併殺打もあって同点どまりでした。 そして5回、フォアボールで出塁したシャーパーをきっちり送り、渡辺選手が一塁線を鋭く破るタイムリーで勝ち越します!これは見事な攻撃でしたね。さらに銀河で一番チャンスに強かった高須選手に打席が回りますが追加点はなりませんでした。昨日はそんな攻撃ばかりでしたね。 その裏、戦闘の古木選手に2ベースを打たれると、あれよあれよとランナーが進んで初球スクイズを決められて追いつかれます。さすがに初球スクイズは読めなかったですね。ただ、結果論ですがあっという間にランナーがいなくなったのは良かったかもしれません。昨日の永井投手はランナーがいると投げ辛そうでしたから、追いつかれたもののあっという間にいなくなって良かったです。オリックス側が必要以上に永井投手を警戒していましたよね。もちろん昨日の永井投手はそれだけのピッチングでしたが、一点をひねり出すように取りにきてくれたのが後々の展開を楽にしました。 打線は6回、チームが誇る至宝・ホセ&山崎両選手の連続2ベースで勝ち越します。ただしこの回も1点どまり。永井投手は7回に二死一二塁のピンチを招きます。ランナーを出した回は確実に失点していましたから、この回も非常に心配だったんですが、坂口選手の当たりをシャーパーが大ファインプレーでキャッチし無失点に抑えました。8回に1点追加しましたし、これで勝てると確信したんですけれどね~。 9回は先頭のシャーパーのヒットで出塁しますが、鉄平選手は送りバント失敗。嶋選手のショートライナーにシャーパーが飛び出してダブルプレーと、非常に流れが悪かったですね。なにより9回まででクリーンナップが8安打も放っていれば6、7点入ってもおかしくないのに5併殺があって4得点は効率の悪さを痛切に感じました。でも、9回が嶋選手で終わった事で、10回の攻撃が渡辺選手から始まったんですよね。 9回は有銘投手がマウンドに上がります。永井投手を完投させるのかと思っていましたが、ずっと完投完投で来ていましたから、2点差がありますし、継投させるなら今だと思ったのでしょうね。それが残念ながら裏目にでました。青山投手は結局フォークをほとんど投げなかったですよね。久しぶりの登板で実戦感覚が無かったとも言えますし、クローザーは成功と失敗が隣り合わせですからこういう日もあるかと思いますが、やっぱり後ろが・・・という不安を増大させる残念な結果となりました。9回あたまから青山投手だったら・・・とも思いましたが、それを言い出すときりがないからやめておきます(^_^。大引選手に2ベースを打たれサヨナラ負けの大ピンチを、4番手の小山投手が見事に抑えきってくれました。 そして10回のホセ選手ですよ!後ろに山崎選手が控えているという相手へのプレッシャーもありますが、打って欲しいところで確実に打ってくれる、4番としての役目を完璧に果たしてくれる『絶対四番。』ですね!心技体が高いレベルで充実しているのが伝わってきます。そしてホセ選手の主君打を演出したのが、これまた1番としての要素を完璧に満たしている『絶対一番。』の渡辺選手がヒットを放ち、盗塁を決めたからですね。高須選手が送りバントを失敗した時には、今年は延長に弱いのか (T^T)と思ったんですが、見事にチャンスを広げてくれました。ただ、この場面、カブレラ選手はうまくショートバウンドでキャッチするトリックプレーを見せたんですが、二塁に投げていればダブルプレーも取れたのではないでしょうか。高須選手が全力疾走していたかテレビでは分かりませんでしたが、送りバントの失敗のショックで力を抜いていた可能性もありますよね。ならばダブルプレーも狙えたはずですが、オリックスにとってはもったいない、イーグルスにとっては助かったプレーとなりました。 渡辺選手ですが昨日も守備が良かったですね。そして相手の大引選手も良かったです。パシフィックのショートストップは川崎選手がいて西岡選手、中島選手と才能あふれる選手が揃ってますが、渡辺選手や大引選手も彼らに引けをとらないですよね。もっと取り上げて欲しいなと思います。 なんだかんだあったものの(^_^、結局は接戦を制し連敗しなかったのが大きいですね。特に前日はラロッカ選手、昨日は濱中選手と打つべき人が打って連勝ならオリックスが完全にノッちゃいますから、それを防げたのも助かりました。 そして問題は今夜ですね。一場投手も連敗で投げるよりは気が楽だと思いますから、思い切って投げて欲しいです。ドミンゴ投手は完封勝利で汚名返上しましたから、次はあなたの番ですよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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