いぬわし組　背番号10

シーズンに何回か、記事を書く気が起きない試合があるんですが、昨日の試合はまさにその典型ですね。完全な力負けですから、愚痴ばっかりの記事になってしまう事を予めご了承ください(^_^。

とはいえ、初回はきれいな展開だったんですよね。先発の永井投手はこれ以上ない見事な立ち上がりを見せ、「また完封しちゃうんじゃないの？」と思わせるピッチングを見せ、その裏の攻撃も相手の先発・大隣投手の乱調につけ込んで高須選手と山下選手の連続タイムリーで3点も先制します。高須選手の6番は前から試して欲しいと思っていましたが、見事にハマってきましたね。低かった打率も2割7美大にまで回復しましたし、調子も上向きです。ただ、２番が手薄になってしまうんですよね～。高須選手をダビング出来ないものでしょうか(^_^。

抜群の立ち上がりを見せた永井投手ですが、2回から雲行きが怪しくなります。いきなり先頭バッターにフォアボールを出してしまいました。松田選手を併殺打に抑えたのでこの回は事なきを得ましたが、3回に小斉選手にホームランを打たれると、クリーンナップの前に二人ランナーをためてしまい、松中選手には打ってくださいとばかりに真ん中に投げてしまって逆転3ランを浴びてしまいます。風があったからライトスタンドの前列でしたが、打った瞬間文句なしの当たりでしたね。フォークのすっぽ抜けを打たれたようで、この日の永井投手は全体的にコントロールが悪かったです。

その裏、先頭のリック選手が2ベースを放ち同点に追いつくチャンスを作りますが、4番に入った山崎選手、5番に下がったホセ選手が連続三振に倒れて追いつけません。昨日はこの2人で三振6つも喫しているんですよね。これでは勝てるわけはありません。特にホセ選手の不振は深刻です。どこか痛めているのではないでしょうか。腰が痛いという話も聞こえていますが、本当なら休ませてあげたいのですが・・・。

永井投手は4回5回はどうにか無得点で切り抜けてくれました。特に5回は1番からの嫌らしい打順をしっかりと3人で抑えてくれましたから立ち直ったと思ったんですが、6回はノーアウトから3連打されてマウンドを降ります。松田選手の当たりはシャーパーは追いついていたんですけれどね～。

満塁の場面で有銘投手が登板。まずまずのピッチングを見せてくれましたが決定的な2失点。やはり満塁の場面で有銘投手は怖過ぎますよね(^_^。そうなる前に交替すべきだったと思います。

その後、川岸投手が味方のエラーもありながらもどうにかこうにか試合を壊さずに投げてくれました。やっぱり前日も川岸投手が投げるべきでしたよね～。今更言っても仕方ないとはいえ、小山投手を引っ張り過ぎでした。しかし9回、青山投手が決定的なダメ押し点を奪われて万事休すとなりました。青山投手も安定しないですね～。

大隣投手は永井投手とは対照的に2回以降は立ち直り、山下選手のホームランに寄る1失点でしのいで永井投手との投げ合いを初めて制しました。リック選手が3安打、山下選手がイーグルスに来てから待望の初アーチを含む2打点と活躍したのに、打線の機能を果たせませんでした。シャーパーじゃ2番は荷が重いのかなあ。高波選手をスタメンで使ってしまうと、貴重な代走がいなくなってしまうのがもったいない気がしますよね。聖澤選手や塩川選手がいるからという事かもしれませんが、そこまで左右は大事なのかなあ。

監督も「金持ちには勝てない」みたいな事を語ってらしたようですが、親会社の楽天さんとすればソフトバンクさんに「金持ち野球」をされて悔しくないのでしょうか。一応ライバル関係ですよね。現在親会社の経営状態がどうなのか分かりませんが、現場のやりくりにも限度がありますから何とか強くするための協力をしていただきたいものです。

朗報、なのかどうか私には判断しかねますが、昨日の二軍の練習試合で、長谷部投手が109球投げたそうです。内容もまずまずだったようですので、一軍昇格も目前なのではないでしょうか。なんで「朗報かどうか判断しかねる」と書いたかと言いますと、まだ膝が完治していないのに、無理して調整しているように感じるんですよね。痛みはないみたいですが、チーム事情や五輪事情でオーバーペースで実戦復帰しているような気がして仕方ありません。ご存知の通り私は極度の心配性と言いますか、ネガティブ思考ですので(^_^、私の心配が杞憂に終われば一番良いのですが。