いぬわし組 背番号10

2008/07/28(月)10:20

チームを救ったのはベテランの一打!

いぬわし2008(121)

記事を書くのがちょっと久しぶりになってしまいましたね。「連敗続きだから書く気が失せたよ!」という訳ではもちろんなくて(^_^、土曜は一日大学でしたので金曜の試合の記事が書けず、土曜の試合は見られず、という流れになっていました。たかだか連敗したくらいで応援する気が失せるのなら、2005年の1月1日からこのblogを始めてないですよ(^_^。東北にイーグルスがある限り、弱くたって応援し続けます! でも「弱くても応援する」のと「弱くても良い」というのとはまったく違んですよね。強くあるためにどう戦うべきか、その問題提起はしつづけていきます。その辺の詳しい事はオールスターブレークで。 連敗を止めたい昨日の試合は、絶対エースの岩隈投手が登板。イーグルスにとってはこれ以上ない、いやこれしかない勝ちパターンですね。しかし昨日の岩隈投手はピンチの連続でしたね。3回まで毎回連打を浴び得点圏にランナーを置く苦しい展開。全てにおいて若干ボールが甘かったですよね。特に3回は一死ランナー一二塁でチャンスに強い北川選手という場面でしたが、注文通りのダブルプレーに抑えて先制を許しませんでした。 打線は相変わらずの燃費の悪い攻撃を繰り返していました。前日の試合も10安打でたったの1得点だったのですが、この日もチャンスは作ってもホームベースは遠かったですね。3回は二死満塁のチャンスでしたが、4番のホセ選手が凡退して無得点。チャンスで打てない4番も問題ですが、送りバントを決められないというのも大問題ですよね。未だに何度も書かなければならないのが情けないですが、当たり前のプレーを当たり前にこなして欲しいです。 4回も先頭のリック選手が出塁しましたが、山崎選手とシャーパーが連続三振に倒れ・・・たと思ったら、シャーパーを三振に奪ったと思ったオリックスの新外国人の投じた投球はボークと判定され、打ち直しの球を見事にレフトスタンドに運んでくれました!三振かと思ったらホームランなんて、漫画かドラマの展開ですよね。そういえば野球を題材にした青春ドラマが評判だったようですが、そのドラマをきっかけに野球を好きになった人が増えれば良いですね。 ようやく先制してもらった岩隈投手でしたが、6回はエラーも絡んで一死満塁のピンチ。代打の下山選手などから連続三振を奪ってようやく切り抜けたり、7回も二死二塁の場面でカブレラ選手を迎える大ピンチをしのぐなど、土壇場で力を発揮するエースらしいピッチングでチームを奮い立たせます。 打線もなんとか追加点を狙いますが、7回にフォアボールやエラーなどでもらったチャンスも、8回の連続ヒットで作ったチャンスもものに出来ず、流れは完全にオリックスに傾いていました。オリックスはやはりブルペンが充実していますね。なんでオリックスから代表選手が選ばれないのか不思議です。五輪の首脳陣がまさか試合を見た事がないという事はないでしょうが。 踏ん張り続けていた岩隈選手でしたが、8回に遂に3連打をきっかけに追いつかれます。これは仕方がないですよね。いつでも良いピッチングを続けられる訳ではないですから。でも、悪いなりにも8回2失点ですからさすがですよね~。追いつかれてからのピンチもしのいだのが見事でした。 ただ、試合の流れは完全にオリックスペースで、サヨナラ負けに向けてカウントダウンかと思っていましたが、3回に送りバントを失敗した藤井選手が先頭でヒットを放つと、渡辺選手がしっかり送り代打の吉岡選手がレフトへ決勝タイムリー!久しぶりにシビれましたね。ここ一番のベテランの集中力はさすがです。そうなんですよ、こういう時こそベテランの力が必要なんですよね。その期待に応えてくれてとてもうれしいです。地味ですし当然ですが、渡辺選手がきっちりと送りバントを決めてくれたのも良かったです。 9回裏も二死満塁までいきましたが、代打の阿部選手を抑えて連敗ストップとなりました。内容はともかく、ギリギリの場面でも選手が力を発揮したのが良かったですね。ミスも多かったですがベンチワークも含め全員で勝ち取った勝利ですね。 とはいえ、勝てたという結果以外はあんまり良い試合では無かったですね。2005年もこういう試合が多かったのを思い出しています。足を使うとか弱いチームならではの戦いぶりを見せて、4年経って成長した姿をまた見せて欲しいと思います。まずはオールスターまでに最下位脱出を、ですね。

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