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今日は育成選手として入団した金森投手を紹介します。
金森投手は、昨年9月に実施された楽天イーグルス入団テストにトライ。見事合格し、楽天イーグルスに入団しました。ご存知の方も多いと思いますが、プロテストからの入団はとてつもなく難しく、高い壁なんです。そこを見事突破して、昨年のドラフト会議を経ての入団となりました。 敦賀気比高校在学中は、2年生夏、3年生夏と連続で甲子園に行きましたが、金森投手に出場の機会は巡ってきませんでした。創価大学では、現日本ハムで活躍中の八木投手と共に汗を流した時期もありました。そして、創価大学在学中、コーチの紹介で西多摩クラブを紹介され、卒業後は社会人野球の道を選択しました。 プロ野球の世界は野球を始めた頃から意識していたようですが、より具体的な夢となったのは高校3年生の時。「新聞のドラフト候補に僕の名前があったんです」。しかし、同時に「名前は挙がっているけど、自分が指名されることは無い」と諦めていました。実際この年、指名されることはなく大学野球の道へ進んでいます。 社会人での活動も4年が経ち、そろそろプロ野球へ挑むには「年齢的にもギリギリ」と思っていた所に「楽天イーグルス入団テスト」の話が届きました。ただ、冒頭でも述べたように「プロテストでの入団はとても高いハードルで、なかなか受からない」と聞いていたので、自信は無かったようです。 プロテスト当日、金森投手は自分の持っている力を発揮できました。終わった直後は「合格の手ごたえは半々。投手が欲しいと聞いているので、もしかしたら取ってもらえるかもしれない。でも「ここ数年プロテストから合格者はでていないし…」と、悩める日々が続きました。 プロテスト終了から3日後、金森投手のもとに「合格」の連絡が入りました。「嬉しさより、ホッとした」そうです。ただ、合格の連絡後、ドラフトまで全く連絡が来なかったので「かなり焦りました」。 合格後の周囲の反応は「部外者が何でここにいるんだ??」「もうプロの選手だからここ来ちゃだめだよ」など、仲間からの温かいからかいを受けつつ、みんなが祝福してくれたようです。ちなみに、合格を真っ先に報告したのは両親。「良かったねー」と言われたようです。 ようやくプロのスタートに立った金森投手。育成選手としての契約のため、まだまだ優雅な生活はできていないようです。西多摩クラブ時代に住んでいた東京都福生市から、車で6時間かけて仙台までやってきました。愛車はワゴンR、犬鷲寮で生活しています。ハングリー精神は誰よりも強く「今年中に何としてでも一軍で投げたい」と強い決意を持って初年度シーズンに挑みます。 ちなみに昨日は新人合同自主トレが休み。寮には金森投手と田中投手2人しか残っておらず「仙台の街でも見に行くかー」と2人で気軽に出かけたところ、目立つ田中投手が周囲に気づかれて大変だったようです。(日曜日の大混雑のアーケード街を歩いたそうです…) 育成選手から「何としてでも這い上がる」強いハングリー精神を持っている金森投手。応援よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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