テーマ:ハーブで健康に(233)
カテゴリ:ハーブで健康に
気象観測史上、最高気温を記録した今年の夏。8月は厳しい暑さがつづきました。
暑さがおさまってくると、夏の疲れが出始め、夏バテになる人も多くなってきます。 夏バテ予防と解消のハーブ&スパイスティーをお知らせしましょう。それはハイビスカスとローズヒッップのお茶です。 みなさんは、ハイビスカスといえば、南国の青い空に映える真っ赤な色の花だと思いませんか。実はそれは鑑賞用の園芸種です。 ハーブのハイビスカスは食用ハイビスカス(ローゼル)といわれる食用種で花はクリーム色。クエン酸、リンゴ酸などの果実酸が多く含まれ、さらにビタミンCもいっぱい含まれています。酸味があり、あざやかな赤いティーが疲労回復、便秘解消として女性に人気があります。 もう一つのローズヒップは、ロサ・カニナ、英名でドッグローズといわれるバラの実です。ビタミンCがレモンの約20倍含まれ、ビタミンA、B、Cも豊富です。 飲み方(1人分)は、 ・ハイビスカスの「がく」2~3個(約2g)とローズヒップ 1~2つまみをポットに入れて、200~300ccの熱湯をそそぎ、 5~10分位してから飲みましょう。軽い酸味なので、口の中がさっぱり、 すっきりします。 多めにつくりアイスティーとして、麦茶代わりのサマードリンクもいいですね。 ハイビスカスとローズヒップのティーで夏バテとさよならしましょう。 余談ですが、このティーは、まだ現在のようなスポーツドリンクが無かった時代には、天然のスポーツドリンクとして選手に愛用されていました。有名な話では、東京オリンピックのマラソン・金メダリストエチオピアのアベベ選手がこれを飲んでいたということです。ハイビスカスの原産地はジャマイカ、主産地はアフリカのスーダン、エジプトなど。 ハイビスカスのゼリー、シャーベットもおすすめです。 ハイビスカスを使った多くの方に好評のブレンドティーのレシピです。 ご参考にしてください。寒い日にはホットも美味しいです。 ハイビスカス2~3個 オレンジピール1つまみ シナモンステック半分 ペパーミント1つまみ ローズヒップ1つまみ ステビア葉1枚 上記をポットにいれ、約250ccの熱湯をそそぎ、5~10分後に飲みます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.17 15:59:11
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