香り＆ハーブ・アールグレイ

立春を過ぎたとはいえいまが1年のうちで、もっとも寒さの厳しい季節。
冷え性の方には辛い時期です。その辛い症状を、少しでも楽にするために
「ハーブを使った、簡単かつ効果的な3つの方法」をアドバイスしましょう。

（1）足浴（フットバス）
　　足を温めるだけで全身の血行がよくなります。
　　洗面器いっぱいのお湯（少し熱め40～45℃）にラベンダー、あるいはサイプレス
　　（イタリアイトスギ）の精油を1～3滴おとし、くるぶしの上までつかり、
　　10分間つかります。お湯がさめてくるので、その間2、3回熱い湯を足します。
　　このときヤケドしないように足は外へ出してください。

　　この足浴は冷え性だけでなく、例えば営業の外回りの仕事で足が棒のように
　　疲れた人やお店で1日中立ち仕事をする人などにも効果的です。
　　風邪を引いてお風呂に入れない時や、体を芯から温めたい時にもお勧め。

（2）お湯とお水に足を交互につける
　　　洗面器を2つ用意。一つにはお湯を、もう一つには水を入れて、お湯に３分間、
　　　水に１分間、足を交互につけます。
　　　こうすると自律神経を刺激し冷え性を改善してくれます。そのお湯の中にも
　　　ラベンダーオイルをいれとよいでしょう。
　　　またお風呂に入る時には、レモン２滴、ローズマリー２滴の精油を加え、
　　　よくかき混ぜて入浴すると血行がよくなります。

（3）カモミールティー
　　　発汗作用があり、血液の循環を良くするハーブティーです。　
　　　飲み始めるとすぐに体がポカポカしてきて、やさしく眠りを誘ってくれます。
　　　風邪の引き始めにもいいですね。
　　
　以上、３つのポイントで冷え性を穏やかに改善しましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アールグレイ・熊谷博
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