2010/12/17(金)23:52
「ハーブ概論・ハーブと人類との係わり」 薬用酒 アールグレイ小田原ハーブの学校
28日(日)午前中、JHS認定ハーブインストラクター養成講座。
ハーブ概論「ハーブの歴史」旧石器時代から近世・現代までを2時間弱で
概説するのは、至難の業(わざ)。
つい記号、あるいは年表の解説になりやすいので、エピソードをとりまぜて、
要点のみ解説しました。
1970年代に、旧石器時代(10万年前)のネアンデールタール人の埋葬跡から、
死者への弔いの花が見つかった。それはハーブのノコギリソウだったそうです。
さらにエジプト時代(B.C.2800年)の王棺からは、ヤグルマギク(コーン
フラワー)の花が収められていたとのこと。
亡くなった人を弔うのに有史以前から花を、それもハーブを捧げたというのも
意味のあることです。
ギリシア・ローマ時代、中世、ルネッサンスと近世、近代から現代を解説。
中世のハーブでは、僧院の薬草園、そこから生まれて、現代まで綿々と受け継が
れている薬用酒、シャルトリューズ(薬草130種以上)、ベネディクティン
(薬草27種)について解説、そして全員で試飲しました。
「すっきりした味」「おいしい」「毎晩飲んでたら健康になりそう」という感想。
アルコール度数が55度と高いので、アルコールに弱い方は気をつけてください。
お昼のタイミングいい食前酒となり、そしてランチタイムとなりました。