2012/01/07(土)17:16
春の七草「メディカル&ベジタブル・ハーブ 」を食す
朝、七草粥をいただきました。
うちは五分づきの米なので真っ白な粥とはいきませんが、
その中に小さな緑の若葉が混ざり、お茶碗によそると湯気が立ちのぼりました。
せり(芹)、なずな(薺)、ごぎょう(御行)、はこべら(繁縷)、ほとけのざ(仏の座)、すずな(蕪)、すずしろ(大根)
前の五種は野草、後の二種は野菜。
いずれも食欲増進、消化促進などお正月、ご馳走で疲れた胃腸を回復させる効能も
あるとのことで、理にかなっています。七草は日本のハーブです。
「七草粥は、古くは七種粥と書かれ、それはお米だけでなく「七種の穀類」を混ぜて
粥を炊いたからです。(七種は「ななくさ」と呼ばれていた) 七種類の穀類とは:米・
麦・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・蕎麦・小豆などでした。」
(『ハーブインストラクター講座Step2』ジャパンハーブソサエティー発行)
ハーブ研究家の広田せい子さんは春の七草を’SPRING SEVEN HERBS’と
呼んでいます。明るい春を招いてくれる7つのハーブ、なんだか春への期待感が
膨らむような言葉。
<現在の名前>
芹(せり) 芹 セリ科
薺(なずな) 薺(ぺんぺん草) アブラナ科
御形(ごぎょう) 母子草(ははこぐさ) キク科
繁縷(はこべら) 繁縷(はこべ) ナデシコ科
仏の座(ほとけのざ) 小鬼田平子(こおにたびらこ) キク科
菘(すずな) 蕪(かぶ) アブラナ科
蘿蔔(すずしろ) 大根(だいこん) アブラナ科
(出典:ウイキペディア)
今年も年の初めに薬効のあるハーブたちを食べて邪気を払い
「健康で過ごせますように」と祈りました。