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2021.09.23
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テーマ:書評(53)
映画『鹿の王』はもともと、2020年9月に上映予定だったが、新型コロナの影響で2回にわたり公開がえんきされ、現在もまだ公開日は未定である。

原作は2014年に発表され、翌2015年の本屋大賞第一位に輝いている『鹿の王』。作者は『精霊の守り人』などで知られる上橋菜穂子で、この年、「児童文学への永遠の寄与」に対する表彰である『国際アンデルセン賞』を受賞している。

先日、『BOOKOFF』をぶらついているときにたまたま見かけ購入したのだが、実は上下巻のセットのつもりで上巻を2冊購入してしまった。

その後、BOOKOFFに立ち寄っても、下巻は売っておらず、単行本の上巻と文庫本の第3巻、第4巻で完読した。


本作の重要なカギを握るのは『感染症』であり、2015年の日本医療小説大賞も受賞している。コロナ禍で映画の公開が延期されているのも、あまりにタイムリー過ぎるテーマ故かもしれない。

著者の作品は初めて読んだのだが、その筆力に圧倒される。ファンタジーの世界であるのに、手に取るように情景が浮かんでくる。背景となる国、部族、家族、そしてその中で生きる人々の習慣や考え方までが細かく描かれており、どこかに事世界が実在するのではないかと思わせる。

物語の展開のスピードの小気味よさ、感染症をめぐる謎と陰謀、幾層にも折り重なる人間模様、正義とは何かというテーマに心躍らせながら後半は息をするのも忘れるくらいに没頭してしまった。

映画も楽しみである。





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Last updated  2021.09.23 18:12:52
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