名古屋のとある地主様から自社所有物件５００坪の有効活用策を考えて
欲しいとの連絡をいただいた。とても光栄なことである。
地主様はご本人が高齢者となり、今、福祉について真剣に考えられている。
さっそく、東京駅の八重洲ブックセンターで３時間ほど関係図書をあさった。
しかし、提案する人間に知識がなさ過ぎるため、何から手を付けてよいのか
わからない。
地主様は賃貸収入のみでよいのか、または社会福祉法人を設立させるべきか、
など、にわか勉強では手に負えない。
単なる建築設計だけではない世界、ものすごく深さを感じる一日だった。
介護業界では、訪問介護大手のニチイ学館やコムスンも老人ホーム運営に
乗り出す。
ニチイ学館は２００７年３月までに６０ヶ所の施設を開くらしい。
意外と市場の飽和は早く訪れるかもしれない。
そのような中、異業種参入として話題を集めている
居酒屋チェーンのワタミフードサービスが、老人ホーム運営の「アール」を
買収したことが話題となっている。
もしかしたら大手施設介護業者に任せるのも一つの選択肢であると考える。
つまり、その介護業者の事業収支と地主様の事業収支が会えばＨＡＰＰＹ
なのだが、そんなに簡単ではないだろう。
あと１週間、プレゼン資料をもって名古屋へ行かなければならない。
医療機関併設や保育所があるなど話題性も考えたい｡

眠れない夜が続きそうであるが、これから本を貪り読むこととする。