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人生を切り開くことば・石からのメッセージ       ~身代わり守り石~

人生を切り開くことば・石からのメッセージ       ~身代わり守り石~

第3章 石についてのご質問

今まで、石についてのご質問をたくさんいただきました。その中でも、私やみなさまにとって心に残ったものを書き記しておきたいと思います。




「パワーストーンって何ですか?」

石のことです。
「石」と聞くと、あなたならどんなイメージを持つのでしょうか?
石は、宝石、天然石、パワーストーン、ジェムなどと呼ばれています。今から46億年ほど前に地球が誕生し、地殻がつくられていきましたが、その岩石もすべて石です。古代より石には、人知をはるかに超えた力を持ち、神聖なものとして考えられ、ご神体や権力の象徴として身分の高い人や巫女が用いてきました。最近時折聞かれる「パワーストーン」とは、大地の力を秘めた、特別の力を持つ石のことです。そして、この大地の至る所に、このような特別な力を持つ石が存在しています。


「パワーストーンの中でも、力の強い石は何ですか?」

そのパワーストーンの中でも一般的に強い力を持っているのが、宝石やジェムと呼ばれているものです。生まれ自体が稀少であり、気も遠くなるような長い長い年月をかけて大地から形作られ、さらに人の力で掘り出され、運ばれ、磨かれ、旅をして、あなたのもとにやってきます。


「石を持っているのですが、これが自分に合っているか心配なのですが?」

ジュエリーショップで見かけた石のアクセサリーを買う、ということは、単なる偶然のようなお話ですよね。あなたにしてみれば、たまたまその日にそのお店に行って、偶然そのアクセサリーが店頭にあり、それを買いたいと思う時期がたまたま来ていた、お金にも余裕があった、というように思えるかもしれません。ですが、あなたと石との出会いは、それをさらにさかのぼります。
石は長い年月をかけて生まれ、成長し、産出され、加工され、運ばれ、店頭に並んでいるのです。ですので、あなたのお手元に石があるとしたら、それはものすごい確立であなたのもとにあるのです。人の出会いが偶然に見える必然であるのと同じで、石との出会いもまた必然なのではないでしょうか。たったひとりのあなたのために、あなたが誕生するずっとずっと前から、あなたに出会い、あなたと一緒にすごす時をずっと待っていたのです。
ですので、もしあなたの石でないとしても、あなたがその石と過ごしていることは、とても意味のあることです。もし身につけていて、疲れる石があるとしたら、今あなたが身につける時期ではないのかもしれませんし、あなたが知っている誰かのための石かもしれません。もしそう感じられたら、しばらくその石を身につけないでいて、時折その石を眺めてみて下さい。誰かを呼んでいるのか、自分のそばにいたがっているのか、感じてみて下さい。他にお手持ちの石で、身につけていて楽な石があれば、それを基準にして判断していただいてもいいかと思います。
今でも、あなたを待ち続けている石たちが、必ずこの世のどこかに存在するのです。その石が、あなたの目の前の石なのか、そうでないかを感じてみて下さい。


「すでに石のブレスなどを持っているのですが、ほしのさんに組んでもらった後どうしたらいいですか?」

すでにお手持ちの石がある場合は、こちらからお送りした石でしたら、どのようにしたらいいかが分かるのですが、他店でご購入された石に関しては、ご自身でどうしたらいい感じがするかを感じていただけましたらいいかと思います。
時折、以前からお持ちの石がある場合は、こちらで組ませて頂きました石の働きを阻害する場合もあります。もしどうしてもご心配だという場合は、石の糸を切ってばらばらにして、土に埋めるといいかもしれません。
こちらにご相談いただく場合は、他店よりのご購入の石の写真を送っていただいて、こちらでリーディングさせていただくことも時にあります。こちらで石を土に埋めたり、再生という別の形でのリメイクのご要望もいただきますが、ご本人の方のご希望の通りの形にはならないこともよくあります。


「石の色は変わりますか?」

私がある方から、代々受け継がれた宝石を見せてもらったときのことです。その宝石は、その人のお母様の代の時からマーブルの模様が入ったという話で、模様はお母様の人生が好調なときは、とても強く出ていたと聞きました。その娘さんの代でも、同じように調子のいい時期にはマーブルが強いというお話でした。
石は生きています。そんなことを言われると驚くかもしれませんが、石とお付き合いをしていくと、まさに石は生きているとしか言えないようにもなります。生き物と同じで、ある性質やエネルギーというものを持っていますし、変化をするのです。サファイヤは、結婚するときにもらうと、愛情が冷めていくと色が変わるとも聞きます。稀少宝石ではなかなか見られないことですが、お手入れしているのにくすんだりするという話はあります。石は生きていて、持ち主と共に過ごし、その持ち主の状態を反映する、つまり映し身(うつしみ)にもなっているのです。


「ほしのさんが天然石にこだわる理由は何ですか?」

天然石の楽しいところは、気軽に毎日身につけてもらえるところですが、それ以外にも驚くようなことがたくさんあります。高価な宝石は、強い性質や強度を持っていて、変質することはそうしょっちゅうあることではないのですが、天然石は、とても変化が激しいのです。色の変化や、ヒビが入ることで、持ち主に訪れている状態や変化がつぶさに感じられることです。天然石のアクセサリーは、その人のある時期のエネルギーを調整し、支えるものです。石は仕事をします。仕事とはあなたの不運の身代わりとなり、あなたの能力を高め、変容させ、心を安定させてくれることです。石の色が抜けて薄くなる、ということは、石があなたのために仕事をしていることを示しています。
変化がわかりやすい石を持つことで、自分の今の状態をチェックすることもできます。石の変化は、そのままあなたの変化です。石を大切にすると同時に、自分もいたわりましょう。そして、毎日身に着けたり眺めたりして、石の変化を時折調べながら、石と一緒に過ごしてください。石はいつも、あなたを支えています。


「ほしのさんが組まれる石の中に、人工石や加工がされた石があるのはどうしてですか?」

私が天然石と呼んでいる石は、完全に天然のものもあれば、砕いて形を変えた石もあれば、熱処理された石や人工的につくられた石なども入っています。
加工された石を使うのは、日常の使用に耐えられるようにするためと、水で洗う浄化にある程度耐えられるようにするためでもあります。ある種の定番の石は、日光などにもとても弱いのですが、どうしてもその石の力を使う必要があるので、加工された石の中でもエネルギーや能力の優れたものを選んで使うように心がけています。ですが実は、加工石を使うのには、もっと重要な理由があります。
処理方法によって、石のエネルギーが変容していることです。主な方法をあげれば、熱によって処理させているものは、心の動きを生き生きさせ、そんな時に光り輝きます。コーティングされたものは、包み込むようなエネルギーを持っています。ブリーチと呼ばれる色を抜く処理をされたものには、心の闇を急速に吸収するエネルギーがプラスされます。石自身によって状況は異なりますが、このように、加工手順も石の経験として石のエネルギーを見るので、加工石や完全天然石も一緒に入れて組みます。
人工石を使う場合は、人のエネルギーを使いたいと感じる場合が多いです。人は、人の中で生きていくものです。人との関係やすき間を取り持つのに、その方のエネルギーを高めるだけでなく、その方の相手や周囲のエネルギーを調整して影響を与えていく際に、人と人の間の架け橋となるのに必要となる場合が多いようです。
私はこのように、石自身の性質をそのまま反映して組んでいますので、その結果としてよく加工石や人工石も組み入れられます。


「ブレスレットはどのようにしたらいいですか?」

ブレスは、基本的には腕になさってください。特に指定がない場合は左右どちらの腕でもいいですので、どちらの腕にすると楽かを感じてみて楽なほうの腕になさってください。ですが、袋などに入れて持ち歩いていただいても、ご自宅のお部屋においていただいてもいいです。
その場合は、一日一度は見ていただくこと、石が呼吸できることが理想です。
袋は呼吸できる繊維なら大丈夫です。そんなに丁寧に扱わなくても、石と一緒に過ごす感じでいらっしゃれば大丈夫です。
おやすみの時は、枕の下に入れていただいても、お部屋において頂いてもいいでしょう。運動時などは、はずしていただいてもいいでしょう。


「携帯ストラップは、どのようにしたらいいですか?」

携帯に携帯ストラップとしてつけていただけたらいいかと思います。鞄などにつけていただいてもいいかもしれません。中には、傷をつけたくないから携帯につけたくないとのお話を頂いたりするのですが、そんなときにはお手持ちの布などにいれていただいて、持ち歩いたりしていただいてもいいかと思います。


「ブレスレットの石がばらばらになってしまったのですが、どうしたらいいのですか?」

石が割れたり、ブレスレット自身がばらばらになったりするのは、あなたの身代わりになってくれたか、あなたのその時期が終わり、新しい段階が来たこと、ステップアップしたことを示しているのです。ですので、お祝いなのです!今まで一緒に過ごしてきた時に感謝して、石を土に還してあげましょう。ばらばらになったときに、なくなった石があったとしても、大丈夫です。その石は自分の好きな場所に移動したのです。新しい仕事をする場所に移動したのかもしれません。不思議と、ある時期が来れば、ひょっこり出てくるものなのです。
もし、ブレスレットがばらばらになっても、もう一度石を身につけたい感じでしたら、ご自身で組みなおしていただけたら、石たちも喜ぶことでしょう。何か小さな袋に入れて持ち歩いたり、好きな場所に置いていただいて、時々眺めていただいてもいいかと思います。
言ってみれば、はじけた石は、あなたの過去を示す記録や日記のようなものです。
とっておいてもいいし、捨ててもいいです。その段階は通り過ぎたので、お別れしてもさしつかえないという感じです。
時折「石に聞いてほしい」とのご要望をいただくのですが、私は、石感じて石を組み、リーディング中は目の前の石に集中しますが、それが完了した時点で石と私とのつながりをきりますので、石を実際に見て触れてみないと正確なことは判りません。ですので、ご質問いただきました時には、手元の石たちを仮組みして遠いところにある石たちとつながり、ほのかな声を聞くということはいたしますが、実際に送っていただいたら、もっといろいろなことがわかることのほうが多いです。
石たちを送っていただくときもございます。その石たちを浄化し、落ち着くまで待ち、声を聞きます。その時には、土に還す石たち、別の方のところに別の形で行く石たち、ご本人の新しい石組みとなる石たちに分かれていくこともございます。石たちの言うことは本当に様々です。ですので、お送りいただいた石たちからは、時にびっくりするような石組みが組まれることもございます。


「どうしてステップアップすると、ブレスレットの石がばらばらになるの?」

ブレスをしていただいていると、まずは石が色あせていきますね。石が色あせると同時に過去の自分に対してのストレスも一緒に色あせます。あまりにすっきりしすぎると逆に、自分の変化がわからないのですね。だからこそ、ブレスがはじけて知らせるのです。強い変化が起こったんだ、と。
ステップアップした後では、普通の場合は、石(ブレス)という実体が残ったままだと、ちぐはぐになるようです。というのも、ステップアップ以前のあなたと、それ以後のあなたは、全くの別人になります。調整も終わっていますし、調整能力が残っていても、ステップアップ以降のあなたの調整に使えないことのほうが多いからです。
だからこそ、はじけてばらばらになります。ステップアップ後にも、まだ実体としての石(ばらばらの石)があると、せっかく乗り越えた過去の姿がまた気になってしまう場合もあります。そんなときは、石を埋めたり別の形にしたりして自分が変わっていることを、形で示していくことになります。


「石が割れてしまったのですが?」

石は割れます。なんだか当たり前のことなのですが、たとえばダイヤモンドはダイヤでないと研磨できないという話がありますね。高級なジュエリーの場合だと、加工も施されていて割れるというのはほとんどないことのようですが、天然石と呼ばれる石の場合は、持ち主に危険が迫った時に身代わりとなって割れることもあります。石が割れた話を聞くと、どの石が割れたかで、その人の状態がつぶさに分かります。多くの場合は、持ち主の成長や状況の変化に伴って、石があなたのための最後の仕事をしたことを示しています。もちろんそれまで気に入って使っていたアクセサリーの石が割れてしまうことは、ある意味とても寂しいことでしょうが、ある一時期を共に過ごしてきた大切な友達とのお別れが来たことを感謝して、新しい段階が到来したことをお祝いしてください。石が割れた場合は、大抵は石は仕事を終えていますので、土に還してあげるといいかと思います。もしお手元に残しておきたいとお感じでしたら、もちろんそうしていただいて、時々石を眺めていただけたらいいかと思います。


「石を見ると癒されるような気持ちがするのですが、どうなのでしょうか?」

石は古代より治療薬として使われてきた、という歴史もありますが、現代ではクリスタル・ヒーリングと呼ばれる施術方法もあります。クリスタル(水晶)を体に当てて、クリスタル本来の持つ浄化能力を使う方法で、実際に受けた方の話を聞くと、体がきれいになって、楽になるということでした。実際に施術しているところを見たのですが、透明だったクリスタルがどんどんと白濁していきました。それほどまでに白濁することは稀だそうですが、白濁したクリスタルは、天然塩につけたり月光をあてて浄化し、透明になるとまた使えるようになります。それを繰り返していくと、最後には役目を終えてぼろぼろになりますので、土に還すことになります。


「人形はどのようにしたらいいですか?」

人形は、基本的にご本人に持っていただきます。
そして、一日一回は見る場所に掛けて、時折眺めていただく、風通しのよい場所に掛けて頂くのが理想です。
人形が疲れたときには、水で流してあげるか、月の光を浴びると石が楽になれます。ベランダなどに一晩掛けていただいてもいいでしょう。
大型人形は、お部屋に置いていただく事になるかと思います。小型や中型の人形でしたら、キーホルダーのようにして持ち歩いていただいてもいいでしょうし、お部屋においていただいてもいいと思います。どのようにするかは、ご本人に決めていただけたらいいと思います。基本的に一度は顔合わせをしておくことをおすすめいたします。
また小型人形の場合は、「ケースから出さないで飾ってもいいですか?」と時折質問いただきますが、ご本人の感じで決めていただくといいかと思います。ただ、石は呼吸をしますので、時々ケースから出してあげていただけるといいでしょう。個別のご注意がある場合は、リーディングの際に書き添えますが、ご心配でしたら、またご質問いただけましたらうれしく思います。


「人形の石が移動したように思えるのですが?」

石は組み合わせを与えられると、動くことがあります。驚かれるかもしれませんが、石は成長し、呼吸するものです。本来石は、何百年という時間をかけて成長します。ですが、組み合わされたブレスは、調整能力を秘めていて、調整するために石が空間を欲しがって移動することがあります。細かい石でできたブレスレットは、特に移動が起こりやすいようです。そのことがわかってからは、変化をチェックできるように余裕を持たせて組んでいますところ、石はより自由に、仕事をしやすいように動こうとする傾向があることがわかりました。お人形については、石が移動するようにワイヤーをゆるくしている箇所がありますが、持ち主のところにお人形が届いてから、早くて数日で、石がかなり移動して自由になり、風が吹くとお人形が手足を踊るように動かすようになったという報告も受けています。


「どうしてリーディングするといいのですか?」

リーディング(石の言葉を書きとめること)をすると、よく感じることがあります。石自身にも、調整能力がありますよね。
組まれた石は、つらなることで能力が増幅されるので、ちいさな石でも組まれると、とても大きな力を発揮します。
ですが、この時点では、ただすごい調整能力がある、という感じなんです。調整はしてくれるけど、調整に方向性が与えられていない。エネルギーは、ただそこにあるだけの場合だと動かないので触ると力強かったり、何かを感じるくらいのものですが、エネルギーにベクトルが与えられると、ものすごい力を示してくれるのと似ています。
石が示す方向性を言語で明確にして身に着ける方がそれを理解して、石と人とが一緒に進んでいくことで更にものすごい変化となるような感じです。カード(石のイラストと散文詩)のみのリーディングでも、石に名前が与えられて、あるキーワードが示されますが、詳細なリーディングを行うことにより、生活のイメージや方向性など、とても具体的に落とし込まれる感じになります。「自分はそういう風に考えてもいいんだということを自分に言い聞かせられる。ある意味自分を奮い立たせる感じ、背中を押してもらえる感じになれる」とのご感想もいただいております。


「石の意味が書いてある本などもありますが、どうして同じ種類の石のリーディングなのに、内容が違うのですか?」

石は、鉱物として種類に分けられ、ダイヤとかクリスタルなどと呼ばれますが、クリスタルだからクリスタルの質を持っている、というのは当然のことですが、それぞれに個性があります。おしとやかなものやお茶目なもの、優しいクリスタルや自由で生き生きしたクリスタルというのに出会います。たとえば、同じ犬でも柴犬とヨークシャーテリアとではぜんぜん違いますよね。それに、同じ柴犬でも、ウチの柴犬とお隣の柴犬とはやっぱり違うよね、というのと同じことで、石には個性があります。
また、石には経験値とでも呼べそうなものを持っています。どんな場所で生まれ、成長したのか、どんな人の手を通じて掘り出され、研磨されたのか、どんな人の手を渡ってここまで来たかなど、様々な経験をしてここまでたどり着いています。石がたどり着いた時に、ハーブや香油などで今までの経験をきれいにして、所有者を確定する儀式を行う場合があるのは、その経験値をゼロにして、石本来の力を発揮させるという意味があるようですね。つまり、儀式をしていない石には、そんな経験値も含まれているのです。
そんな訳で、石自身の個性、石の経験値の違いから、同じ種類の石でも、リーディングの内容が異なっているのです。


「では、石の所有者の儀式は行っているのですか?」

私は儀式を行いません。石自身が持っているそれまでの経験は、石が最大限の力を発揮するのにも、必要なことだと理解しているからです。石という種の性質と、その石自身が持っている個性、そして経験値のすべてが重なり合い、更に他の石と共に組まれることで、とてつもなく大きな力となるということが分かっているからです。
石の所有者となる儀式を行いたい、ということでしたら、もちろんそれでもいいかと思います。ですが、石たちの持っている経験はとてつもなく長い時間をかけて培われたものです。できましたらそれを尊重していただいて、石があなたのために生まれてきて、あなたをずっと待ち続けてきたことを感じていただけたら、石たちも喜びますし、ここぞとばかりに力を発揮すると思います。


「ほしのさんが基本としているのは人形とブレスレットの組み合わせですが、どうしてでしょうか?」

人形は通常は、あなたの本来の姿を示しています。あなたの今を写す鏡となるものが人形なのですが、今のあなたの姿というよりは、生来何のために生まれてきたかを象徴しています。ですので、今の状態とは異なっている場合が多いのです。ブレスレットは、あなたの人形とあなたを結ぶためのサポートをして、あなたが本来の姿に近づくように仕事をします。

「人形がばらばらになったり、石がはずれたりするのはどうしてですか?」

人形はあなたの本来の姿の象徴ですが、強いエネルギー調整が必要な場合には、ブレスレットだけでは不十分で、人形自身が仕事を担うことになります。ですので、その場合には、人形の石がはずれたり、石が割れたり、ばらばらになっていきます。人形自身が、新しい姿を求めていくのです。
また、強い調整が必要でない場合であっても、あなたの現実での姿と呼応していますので、あなたを守り導くために、石が必要に応じて仕事をすることになります。そんな時には、石を交換するといい場合もありますし、補強をするといい場合も出てきます。


「ブレスレットをひとつ作って欲しいと頼んだのに、家族のものが出来たり、人形やネックレスになることがあるのはどうしてですか?」

私は石に呼ばれて組みます。ですので、石に組む順番を指示されます。そのときに、先にご家族の石を組む必要がある場合があります。あなたのエネルギーの調整のために、先に他の方の石を組む必要があるからです。理由は、あなたとその方との関わりが深い場合が多いのですが、とにかくそうしなければ、あなたの石が組めないからなのです。ですので、ご家族のものを先に組んでから、あなたの石を組むことになります。ご家族の石が私の手元に残った場合は、必要な期間中は特殊な部屋に掛けておき、時期が終わったときに石をはずしたり、土に還したりしています。
ご希望がブレスレットだったのに、人形になってしまう時は、かなり強いエネルギー調整が必要なときです。ブレスレットでは不十分で、人形という自由な形を与えられたものでこそ調整できるときです。または、ある形を表現するのに意味があるときには、人形やオブジェになります。
ネックレスができる場合はあまりありませんが、腕に触れて調整するよりは、首もとや胸元に触れて調整するほうがいい場合です。何かを語り掛けたいのかもしれませんし、心をやさしく包みたいのかもしれませんね。


「家族全員の人形とブレスレットのセットがいいと感じる理由は?」

ご家族で暮らしていらっしゃる場合、誰かお一人に石を組んで変化があっても、他の方が以前のパターンを踏襲していらっしゃって、石を持っていらっしゃる方がその方の責任まで背負ってしまってステップアップが進まないことがあります。ご家族の方の影響力があまりに強すぎて、その方本来の姿に向かって進めない場合などもあります。そのようなことを防ぐため、石が他の家族の方の石を先に組むように言うことがあります。つまり、お一人の方の人形を組んでいると、他の家族の方の石を先に組まないと完成させられないことが、案外よくあるのです。子供さんの石を組んでいるのにご両親の石を組まないと先にすすめないとか、お母さんの石を組んでいるのに子供さんの石を組まないと先に進まない、など。おそらく、ご家族の絆の深さを物語っているのだと思います。このような場合がよくあることから、ご家族全員の方の石を組んだほうが、変化のスピードも速いし、ご家族全員が楽に進んで、絆もいい方向に深まっていくことが、いただいたご感想からも分かってきました。また、お一人の方のものが出来たとしても、後日ご家族の石の制作のご依頼いただいたりしました際に、時期がずれているからでしょうか、初めの石の調整が必要になる場合が時にあることも、理由のひとつです。


石についてのご質問について、記させていただきました。あなたが石とのつながりを感じながら、大地から祝福されてこの世に誕生してきたことを、覚えておいていただけたら、とてもうれしく思います。


小冊子「石からのメッセージ」より

「ごあいさつ」

「第1章 組まれた石の物語」

「第2章 石との出会いの物語」

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