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2013.03.14
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カテゴリ:想書、看書而想
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読み始めてからずいぶん経ってしまいましたが、それは奈良旅行に行った時に持って行って読むつもりだったからです。
でも、まあ残念ながら当面は行けそうにないので先に読んでしまおうということで。

著者は折口信夫の弟子ですが、自身も奈良出身で、東京で大学を卒業した後も奈良に帰っていたそうなので、かなり現実感覚に即した万葉紀行ということになるでしょう。
ちょっと不親切な自然描写がありますが、たぶん本人としては言わずもがなな感じだったのだと思います。

私は記紀の神話を研究していましたが、万葉はからきしです。万葉には万葉で神話的なものもありますし、記紀とはまた違った古代社会の一面を切り取っているので、やはり必須資料ではあります。ただ一から学びなおすのは無理なので、たまにこの本のような概説書を読んでいます。

@@@@@

本書の特徴は大和の地域ごとに万葉歌を読みつつ、歩くという紀行文でもあることです。

紀行文、と呼べるようなものではありませんが、私自身奈良旅行に行く時にはそこそこ長文の旅行記を書いています。ただ私の場合は歌ではなくて、「伝説紀行」。
この本の書き方で言えば、「二上・葛城・飛鳥・佐紀・布留・三輪・泊瀬」あたりは行っていますし、そこそこ調べもしました。

で、それらの地域については自分自身の「伝説紀行」を思い起こしながら読んでいったわけですが、一言で感想を言うと「イメージがあまり噛み合わない」という感じでした。

やはり古代とは言え当時の知識人があくまでも自分自身の世界観を背景として個人の創作として作り出された「歌」と、その土地に住み千年以上も継承されつつ外部からの影響もうけ続けていた「伝説」。考えてみればかなり遠い位置にある言語表現です。同じ場所に発生したものでも、こちらの期待するような関連性はあまりないみたいですね。正直ちょっとがっかりしました。
やはり万葉は古代ロマンで追及するべきものなのかもしれません。

@@@@

以下メモ。穴が多いですが。

97鬼の雪隠・俎板で俎板の溝は油を取るためのもの。※纐纈城伝承的なモノ。

102細川・稲淵川上流の陽石(生まれ石)は飛鳥坐神社に奉納される。

105「皇極紀」元年八月、南淵山で雨乞い。

119畝傍山の泣沢女神

124耳成山の山蔓児伝説

128耳成村上品寺の蛇祭「しゃかしゃか祭」。旧暦端午の祭?男子の通過儀礼?

146巨勢山の聖木・椿

148巨勢山の磐座

149古瀬字大石の「ひばりヶ塚」。鳴き比べで雲雀が血を吐いて死ぬ。

172明日香と春日の聖水信仰と三輪との関わり。

217布留と「恋愛歌」

224三輪と飛鳥の共通点。三輪川と飛鳥川のほとりの宴会。

225三輪山南に墓地がないのはそこに師木瑞垣宮があったから?

234檜原=火原?

235斎槻嶽の聖木・槻

236「シャチダマ」猟師は獲物に当たった弾丸を新しい鉛にまぜて溶かして次の弾丸を作る。「幸」

247穴師の雨乞いの山「りょうさん」=「斎槻嶽」

251栗の聖木。信州の諏訪。多武峰倉橋祭講の神籬は栗。

262火葬の起源は長谷。

264長谷は墓地

283都祁白石の国津神社は神殿がなく、後ろの山を神体としている。

319龍田の亀石

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メモしたところを見ても和歌と関係ありませんね。この本を読んだ意味があったのか・・・

やはり古代史ロマンを追いかけるつもりがないとダメかもしれませんね。






最終更新日  2013.03.14 23:10:32
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