『かもめ食堂』
久々の映画鑑賞は2006年の日本映画『かもめ食堂』。舞台はフィンランド。そこで日本食の食堂を営む日本人女性三人の物語。主演は小林聡美・片桐はいり・もたいまさこ。その他の登場人物は全てフィンランド人。学生に貸してもらったのですが、ずっと見てませんでした。面白いことは分かってましたが、もっともっと何にもおきない物語だと思っていたので、なんとなくこう、そういう雰囲気の時に見たいかなー、と。でも、けっして芸術的なものを狙った映画ではありませんでした。ドラマチックとは違うけど、海外生活いろいろあるよね?的な部分共感もありつつ、主人公達のマイペースな生活感が心地よい映画です。まあ詳しいストーリーは姐のサイトでどうぞ→○July 03, 2006の記事主演はそれぞれうまい人ばかりですが、特に良かったのはもたいさんですね。なんというか妙にかっこいい。フィンランドの派手な柄の服も妙に似合う。葉巻も似合うwフィン語しゃべれないのになぜか意思疎通できる。もたいさんは最近ばあさん役が多いイメージがあるんですが、まだそんな歳でもないはずなんですよね。で、この映画では特に作りこんでいるというキャラではないはずなのに、どこか泰然自若として、すごくオーラを感じる役でしたwストーリーとしてはかもめ食堂が徐々に繁盛していくところを描いていくわけですが、それが別に強調されるわけではなく、むしろその場所で自然な存在になっていくことの幸福感を感じられる気がします。文句なしにいい映画。オススメです。