この帰国休暇の間、あちらこちらで潜ったわけであります。 まずは生まれ故郷の近く、本州西の端に近い、日本海側の青海島で潜ったのですけれども、そこに関西から友人ダイバーがその高校時代の友達と潜りにやって来てくれたわけです。凄いのはこのひと達は高速夜行バスでやって来たことでありますね。
ところで、この若い友人は小生の師匠も嘱望するビデオグラファーなのですが、そしてその旦那もごく優秀なプロダイバーなのですけれど(この間マレーシアで一緒に潜った)、小笠原にしばらく前に単身赴任して(そこの海洋センターの所長をやっていて)今回わざわざやってくるのは無理だったのでした。次はこっちから小笠原に行くのだ。
そのすぐ後には、中部から別の仲間が一緒に潜りに来てくれ、さらに極めつけは、それを聞きつけた北陸のダイバーが、急なので潜るのは無理だったけれど、その後の飲み会には駆けつけてくれたのでありました。
ちなみに今回一緒に潜ってくれたのは皆女性ダイバーだったのでしたが、そしてダイビングの後は、今年86歳になるうちの親父殿も一緒に、それぞれ温泉での宴会になったわけなのですけれども、小生のことは差し置いて、親父とすこぶる話が弾んでおりましたですな。
閑話休題(それはさておき)。
今回潜るのに、新しいカメラを持って入ったのでした。何時も使っている一眼レフではなくて。そいつの水中ハウジングを耐圧試験に出していたもので。何しろ初めて使うのだし、そしてこの新しいカメラは高画質の動画も撮れていろいろと遊ぶことが出来るのものだから、あれこれといじくりまわして海中で試していたわけです。
それやこれやで(といつもの得意の弁解が出てくるのですが)、ピントが甘かったりするのが続出したけれども、なに構うものか、他に投稿するわけじゃなし自分のブログだから、そう云うのも載せてしまうのだ。
さて、潜ったのはこんなところ。
洞窟あり、砂場あり、岩場の間の海藻の間を抜けて。
珍しいものの中ではハナイカを見つけましたね。 実は初めて見た。
これはベニキタヅツミと云ったか。で、なんで貝がこんなところにくっついているのだ。
珍しいといえば、このオオカズナギ。
繁殖期には、そして今はその終わり頃なのだそうですが、お互いに相手を威嚇しあうのです。オス同士の話でありましょうね。おかしいのはこのように鏡に映った自分に対してもそうするのですね。鏡の中の方にピントが合ってしまったけれど。これで、連中は眼が良いのがわかった。
コブダイの幼魚も見かけたのです。 ここらで成魚は見たことがないけれども、ま、親は別に見栄えのするやつではないから良いか。その白身は美味いそうでありますが。
ある洞窟の入り口近くには、やたらとウミウシが居たのです。この向こうのやつはずり落ちそうであるな。大丈夫か。
ただ、この特に深くもない洞窟の中は、海面ではそうでもないのにうねりが激しくて体を固定できず、いつものようにウミウシ目線で撮ろうと思ったもののそんなことはかないもせず、こんなのでお茶を濁しておくのです。
そして普通に見られるやつも当然居たわけです。このミノカサゴは紛らわしい岩の間から現れたものだから、最初は気が付かなかった。
もっとわかり易く出てきたのもいたわけですが、そう云うのはまた次の機会に。
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