2009/08/23(日)09:03
富士登山携行品レビュー
ものごとには、反省→改善の過程が必要です。
というわけで、今回の富士登山の携行品(2009/08/20の記事。PCのみ表示可。)を振り返ります。
「富士山なんて一生のぼるもんか。」という貴兄は、本稿はさらりと読み飛ばしてください。
<今回もっていかなかったが、もっていけばよかったと思った物>
- レインコートは、高品質のものを。
今回は、下半身用のレインコートにはワークマンで購入した \490 のものをもってゆきました。雨は防いでくれましたが、安物のため通気性が皆無。内側にびっしりと結露してしまい、休憩のたびにレインコートを下ろして換気せねばなりませんでした。中の水分を逃がすような機能を備えた、スポーツ用のちゃんとしたレインコートが必須でありました。ここはケチらずに、買いましょう。
- 100円玉、50円玉
トイレ用。何とかなるだろうと思っていましたが、料金回収は無人で行われているところが多いため、何ともならないことがほとんどでした。100円玉を 4~6枚、50円玉を 2枚くらいは別だしの財布で用意しておくのがよいでしょう。
- スパッツ
スパッツというと、ぴったりしたパンツのような衣類のことしか小生は知りませんでした。ところが、登山界でいうスパッツとはそれとは違って、靴の上部から足首付近にかけての部分を
覆う筒状のグッズのことを指すようです。砂や小石が靴の中に入るのを防ぐはたらきをしてくれるのがこのスパッツ。下山の際に小石が靴に入り不快な思いをすることがあったので、スパッツがあると便利だと感じました。
- ゴーグル
強風で砂が舞い、目に入ることがあります。必須というほどではありませんが、透明なサングラス型のゴーグルがあると便利でしょう。
- 良い手袋
今回は軍手でいきました。軍手で、まず問題ありません。が、雨天・強風・低温の条件が重なると、ちゃんとした手袋があるといいかもなぁと思いました。
<もっていってよかったと思うもの>
- マラソン用タイツ
ウィンドブレーカーの下にこれをはいてゆきました。保温性抜群で、下半身が冷えるのを強力に防いでくれます。今回、安物レインコートでも大きな支障なく登頂できたのはこのスパッツによるところが大きかったです。歩行・走行の動作をサポートしてくれる構造をしているのも嬉しいです。
- マラソン用ウエストポーチ
お腹のところにペットボトルを装着できるので、便利至極。リュックサックの横っちょにペットボトルを装着することもできますが、これだとボトルを取り出すのが意外と不便なんです。体をぐいとひねったり、あるいはリュックを一度おろしたりする必要がありますので。このポーチがあると、ちょっと立ち止まって休憩しているときなどに最小の動作で給水することができます。
反省点は、こんなものでしょうか。
来年には、学生時代の友人との 4年ぶりの富士登山 「フジヤマ・アタック 2010」が予定されています。
今回の教訓を生かして、よりよい富士登山にしたいと思います。