手に取った貴方の手は、前と変わらず冷たかった。
光も闇も、全てを飲み込む貴方の瞳に
僕は一体何を望み、何を捧げたかったのだろう。
そんな空虚なものを望んだ訳じゃあない。
それでも彼等は今のこの問いも、いつかは解けると言うのだろう。
繋いだ手に、繋がれた手に、一雫の蒼。
温かい手に、狂おしい手に、一滴の紅。
僕等の手は、何時の間にかこんなにも
冷たく温かな紅に染まってしまったみたいだった。
碧。
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Last updated
May 15, 2006 09:57:48 PM
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