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嘔吐112.

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March 4, 2007
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カテゴリ:感情論理。

まどろんだ夢の、ほんの先っぽを手でちょいと掴むみたいに、自分の影を掴むことが出来たらいいのに。そうして影のない自己を連れて、君の後姿を眺めていたいと想う。

僕は僕が想っているよりも深く、君のことがすきみたいだった。それは僕だけじゃあなく、僕の中の多数に分かれた存在も、風を肌に感じるようにそのことを知っているみたいだった。

当たり前のように存在する其等を消し去って、当たり前のように存在する僕の影を、出来るだけやさしく、出来るだけ強かにもぎ取ってしまえれば、どれだけ僕は僕で在れるのかと。

僕は君の姿を見守ることも出来ず、此処で空に言葉を刻んでく。

碧。






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Last updated  March 6, 2007 09:46:55 PM
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