2006/08/26(土)13:51
量産試作車
本日発売オールドタイマー誌に
7ページにわたりAS/AKの記事が載った。
私は月曜日にしか見れないので、教えてもらった・・・6ページがS500試作車、1ページがT360試作車。
T360は未解明な部分が多く、第二弾、三弾があるらしい?T360の車台番号が30007となっているのは、
その後の調べで7ではなく、なんと1番だったそうだ。
AK250-63-30001 凄い番号だ・・・
1962年、第9回モーターショーに出品されたS500のトランクエンブレムは
このタイプ。今回のS500に付いていた物。
写真はレストア用に現物から忠実に再現した、これからメッキをかける。S360は500の部分が360だと思う。
T360も同時に出品されてるが・・・Tは本当に資料が少ないそうだ。私は本誌を読んでないので、重なるかもしれないが、
藤沢武夫(常務)が戦後、福島県で親戚と製材業を始めた。
この件は左の「クローラの説明」でも書いた。藤沢は1949年にホンダに入社、
製材所に迷惑がかかったので、宗一郎は、出来た車の1号車を
プレゼントする事を約束した。
送られた車は製材所で酷使され、藤沢に詳細な手紙が送られ、
新型車の研究改善に役立ったそうだ。
この時の試作車はそのまま製材所に置かれ、現在まで生き残った。
この製材所は現在もある。クローラは藤沢の願いで、宗一郎が製材所用(雪道)として開発した。
製材所にクローラも送られたと思う。
S500も送られたぐらいなので、
S360も送られたのでは? これは2台しか作られなかったし、
ショーモデルなので無理だと思う。