ホンダT360公道復帰

2008/07/11(金)12:34

スクーターの歴史

ラビット Sー25(27)

スクーターの語源は知らなかった・・・ スクーターとは? 三樹書房『日本のスクーター』に語源が書いてある。 子供の足で蹴って走るスケーター、SCOOTが元らしい。 最初のスクーター的な乗り物はフランスで発明された。 スケーター(キックボード)の前輪にエンジンを載せたものだった。これは、ダイハツソレックスと同じ構造、さすがフランス。我が国のスクーターの定義は、 「エンジンを座席の下に設け、前方に踏み台がある、車輪は22インチ までの2輪車」とある。1953年10月。22インチは外形なので、たぶん今の10インチだと思う? この本は面白いのでお勧め。 資料的に一番良いスクーターの本は倒産した山海堂の『ラビットの技術史』 この本が詳しく正確だ。スクーターの本ではこの2点が今でも入手可能?日本初のスクーターラビットはS1から始まり、S301、S601、最後はS211。 一応、番号順に生産されたと思っていたが、 「日本のスクーター」末尾の年表を見ると、 初期型5インチタイヤS25の前に8インチタイヤS31が発売されている。 S25の発売はS41の次、これは不思議・・・たぶん、戦前のジュラルミンがまだ余っていたので、S25を作ったのでは? 押しがけ式始動では大変だったと思うが、当時は動けば何でも良かった。それと、以前紹介した中沖満の「ぼくのキラキラ星」で、 箱根まで中沖運転の高級バイク「ホスク」と ラビットが一緒にツリーングした。 平地ではホスクが速いが、山道でラビットに抜かれたそうだ。 中島飛行機や三菱は戦闘機を作っていた、 ラビットやピジョンは見かけ以上に、高性能なのかも。 FFバイク、ダイハツソレックス方式がスクーターの元祖とは。

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