石油発動機は比較的製造が簡単なので
全国で生産されてた。
数百社あり一覧表もある、
『福井県三国町100年史』を見ると
福井でも生産してる。
三国町史から
三国港の機船化は明治29年、
2隻の漁船から始まった。
大正中期に三国鉄工造船所が生産を開始した。
昭和から発動機専門になる。
三国町での発動機生産会社は
三星、任田、円成の合計4社で
発動機を生産してたそうだ。
各工場の規模は工員10~40名、
昭和30年にはエンジン3~40機生産して県内に半分、
石川県に30%、残りは全国に販売したそうだ。
北陸で発動機を生産してたのは
三国町だけと書いてある。
北陸で三国町だけは疑問だけど、
津田駒の創業は昭和14年、
三国はさらに古い話。
北陸で三国だけの可能性は高い。
読むといろいろ不明な部分があるが
三国町で焼玉発動機を生産してたのは事実。
石川県金沢製の津田駒カドタ。
「三国鉄工造船所」、「三星」、「任田」、「円成」、
いまだ一度も見たことない福井の発動機
これを探してます。