☆無料の姉妹紙・『環境経済新聞』 (創刊号)をお送りします☆
≪本日の目次=情報メニュー≫------------------------------------------------------◆1.「21世紀の産業革命を目の当たりにしている」という実感!◆2.新しい物語 グリーン・ニューディールは IT革命を超える!◆3.エコうたったマルチ商法 スタイレック業務停止3か月!◆4.環境の痛み【公害】を原点に『環境経済新聞・創刊の辞』!------------------------------------------------------ ~~~~ 編集長 土屋 憲太郎 ~~~~ ☆こんにちは。心地よい春風が仕事場を吹き渡っていきます。 無料の姉妹紙・『環境経済新聞』の創刊号がやっと生まれま した。微力ですが今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 ●今日のダイジェストの第1は、岩波書店の総合雑誌『世界』( 5月号、定価780円、TEl:049-287-5721)巻頭特集『日本 版グリーン・ニューディール』骨子のご紹介と簡潔な論評(以下 、寸評)です。どうぞお楽しみに・・・。 ●今日のダイジェストの第2は、『新しい物語 グリーン・ニュー ディールは IT革命を超える』という頼もしい内容のご紹介と 寸評です。どうぞお楽しみに・・・。●今日のメニューの第3、注意すべき・残念なニュースは、『エ コうたったマルチ商法 スタイレック業務停止3か月』です。●今日のメニューの第4は、『環境の痛み【公害】を原点に 環 境経済新聞・創刊のご挨拶』です。------------------------------------------------------◆1.「21世紀の産業革命を目の当たりにしている」という実感!------------------------------------------------------●まず、『世界』(5月号)巻頭特集『日本版グリーン・ニューディ ール』の目次は以下の通りです。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~1.『新しい経済成長のパラダイム・シフト』(P136~) 佐和 隆光氏(立命館大学・大学院・政策科学研究科教授) 2.『石油の終焉から持続可能なエネルギーの時代へ』(P148~) 槌屋 治紀氏(株式会社システム技術研究所・所長) http://www.systemken.com/3.『日本の環境エネルギー革命はなぜ進まないか』(P159~) 飯田 哲也氏(NPO 環境エネルギー政策研究所・所長) http://www.isep.or.jp/4.『若者を惹きつける農業の新たな価値』(P170~) 榊田 みどり氏(フリージャーナリスト)5.『林業再建のグリーン・ニューディール』(P179~) 熊崎 実氏(筑波大学名誉教授) 6.『介護分野に現代版ニューディール政策を本当に機能させ るために』(P191~) 結城 康博氏(淑徳大学准教授) 7.『エコツーリズムによる「自然と雇用」の融合』(P202~) 中嶋 真美氏(玉川大学文学部・比較文化学科・准教授)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~●飯田哲也さんは『グリーンニューディール』市場の成長ぶりに ついて、P160で次のように述べています。 「世界全体で見ると、ここ数年間・年率60%を超える成長を続 けており、すでに年間15兆円の規模に達している」、「今後10 年余りで自動車産業(世界全体で約200兆円)に追いつき追い 越す勢いである」、「私たちは、今まさに、世紀単位で産業の 主役が交代する21世紀(の)産業革命を目の当たりにしてい るのだ」と・・・。●こうした認識は今や世界的な潮流になろうとしています。その 光(75%)と影(25%)を、全体像として、おおよそ3対1の割合 で、バランス良くお伝えしていければ幸いです・・・。------------------------------------------------------◆2.新しい物語 グリーン・ニューディールは IT革命を超える!------------------------------------------------------●11/12の日経MJ紙のコラム記事(4面)『伊藤元重のニュース な見方』、『オバマ政権の経済政策 大きくて賢明な政府 日本 も追随を』によれば・・・。(伊藤元重氏の現職は、東大大学院・ 経済学研究科長) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~1.これまであまり本格的に論議されてこなかった炭素税などに 関する論議も活発になるだろう。2.そして、省エネや環境対策で優れた技術をもった企業にとっ て大きなビジネスチャンスが巡ってくるだろう。3.気候変動への対応が次の何十年かでもっとも重要な問題で あるのは間違いないのだから。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~●4/8の同コラム記事(4面)『エコ政策は効くか 閉塞感の払拭 を期待』によれば・・・。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~1.私は環境が大きなビジネスのトレンドとなると考えている。そ の理由として次の2つをあげることができる。2.第1に、米国でのオバマ政権の誕生である。3.第2に、環境ビジネスが増殖のサイクルを描く可能性である。4.環境ビジネスが、日本の産業の現在の閉塞(へいそく)感を 払拭(ふっしょく)する突破口となることを期待したい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~●『世界』(5月号)の『グリーン・ニューディールはIT革命を超え るか』(寺島実男氏、日本総研会長、P37~P39)によれば・・・。 「思い起こすべきことがある。(中略)アメリカという国は、次代 の物語を創り出してくる」、「米国がグリーン・ニューディールを 進めるほど、日米産業技術協力が不可欠となる」、「アメリカ の新しい物語は始まったばかりである」と・・・。------------------------------------------------------◆3.エコうたったマルチ商法 スタイレック業務停止3か月!------------------------------------------------------●4/10朝日夕刊の記事(10面)『エコうたったマルチ商法 業務 停止3か月』によれば・・・。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~1.経産省は4/10、植林事業などエコをうたったマルチ商法の スタイレックエンタープライズ(本社・東京都江東区)に対し 特商法に違反する不実の告知などを根拠に、3か月間の 業務停止を命じた。2.同省によれば、同社は、キリの苗木3本をオーストラリアに 植樹したり、この木を5年間・育成管理したりする権利を約 25万円で、約3万人に販売。3.しかし、実際はほとんど植林は行われておらず、利益が出 るかどうか確実ではないのに、「地球環境によくて必ずもう かる」などと言って、マルチ商法で、会員を募集していた。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~●今後とも、上記のようなエコをうたったインチキ商法が続出 する可能性がありますので、厳しく監視して行く必要がありま すね・・・。------------------------------------------------------◆4.環境の痛み【公害】を原点に 『環境経済新聞・創刊の辞』!------------------------------------------------------●早いもので、『環境公害新聞』(現在は『環境新聞』)の公害計 測版の担当記者をしていた青年時代から、早いもので、ざっと、 30年の年月が流れています。 http://www.kankyo-news.co.jp/●4/10朝日夕刊のコラム『窓』欄、『グリーンの痛み』(論説委員 の村山知博氏)で、村山さんは次のように述べて、警鐘を鳴ら しています。 「地球に優しい、グリーン、エコ(など)・・・、世の中には、聞こえ のいい言葉があふれている」、「だが、そういう環境ブームは、 (一時の)パーティのようなものだ。だれでも参加でき、みんな が楽しめ、傷つく人はいない」と・・・。●「傷つく人はいない」。本当にそうでしょうか。筆者を含め人間 は忘れることの天才です。しばし『公害自主講座』に学ばせて いただいた体験のある筆者は、環境の痛み=【公害】を原点 に、『環境経済新聞』を最低10年は綴(つづ)って行きたいと心 から念じています。 http://www.arsvi.com/b1990/9111uj.htm●おかげさまで13年間・EC研究会を続けてくることができました。 1999年10月10日に創刊した、無料の機関紙『情報経済新聞』 も、もうすぐ10年を経過します。●本日・無料の姉妹紙『環境経済新聞』を創刊。お手元にお届 けできて、心からありがたく、嬉しく思っています・・・。●もとより脳天気(良く解釈すれば、無類の楽天家)な筆者です が、今後ともご愛読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ============================『EC研究会』(NPO)/『付属OLS研究所』/『アジア太平洋EC協会』(NGO)/9賞合同事務局/『情報経済新聞』・『環境経済新聞』編集部/代表・土屋憲太郎/金澤/佐藤ほか。〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-11-4原口ビル6F(半蔵門線・神保町駅A1・徒歩3分、集英社ビルの隣りの隣り) TEL:03-3515-7175 FAX:03-3515-7176eメール: ecken@ceres.ocn.ne.jp HP: http://ecken.jp/ブログ: http://ecken.jp/blog/『日本オンラインショッピング大賞』:http://ecken.jp/ols/『三石玲子賞』: http://ecken.jp/mitsuishi/『日本ブロードバンドビジネス大賞』:http://ecken.jp/bbb/『ユビキタスジャパン・グランプリ』: http://ecken.jp/ujg/『ウェブ2.0ビジネス大賞』: http://ecken.jp/wnb/『日本検索経済大賞』: http://ecken.jp/nkk/『アバタービジネスグランプリ』: http://ecken.jp/abg/『モバイルコマース・グランプリ』: http://ecken.jp/mcg/『住まいとクルマの最優秀ネットマーケティング賞』: http://ecken.jp/jk/============================