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カテゴリ:土壌汚染対策
施設の老朽化、取り扱い数量の拡大によって手狭になったことから、
「築地市場」(東京都中央区)は、 2012年に豊洲(東京都江東区)への移転が予定されています。 一方で、移転予定地の江東区豊洲地区において、 ベンゼン・シアン化合物・ヒ素などを検出。 土壌・地下水汚染の対策費用が670億円になることが報道されています。 築地市場の移転予定地、汚染対策は670億円に(11月8日 読売新聞) 食に関わる部分なので、関心が高く、移転反対の意見もあり、 今後の動向が注目されています。 汚染対策は、表面の入れ替えや地下水の浄化なので、 一般的な手法ですが、処理費用が非常に大きくなっています。 「土壌汚染状況調査・対策に関する実態調査結果(平成18年度)」 (土壌環境センター) を見ると、昨年度の調査・対策受注高(会員企業)は、 1,993億円なので。 過去の負の遺産ですが、今後の発生抑制はもちろん、 適切に管理してリスクを管理していくことが重要となります。 リスクに関連して、用途別の土壌環境基準といった話もありますが、 これはまた別の機会に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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