カテゴリ:書籍
孤高な天才ピアニスト、 岬洋介。 彼を取り巻く不可解な事件と、 美しくも情熱的な音の世界が、 巧みに交差する傑作、 『どこかでベートーヴェン』中山七里著。 その続編である、 『もういちどベートーヴェン』を、 読みました。 中山さんの作品のハイライトの一つは、 楽曲の演奏状況の精巧な描写です。 難しい音楽用語は分からなくても、 流れていく旋律が、 聞こえ、見えてくるようです。 装画は、 人気イラストレーター北澤平祐さんが、 担当しています。 カラフルで流線的なタッチは、 先の音楽描写にも通じています。 流れていく旋律と文字、 そして表紙の絵から、 ベートーヴェンを感じることができました。 ますます岬洋介君に惹かれていくのでした。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.12.08 16:59:56
コメント(0) | コメントを書く
[書籍] カテゴリの最新記事
|