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2019.05.16
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カテゴリ:書籍


孤高な天才ピアニスト、
岬洋介。
彼を取り巻く不可解な事件と、
美しくも情熱的な音の世界が、
巧みに交差する傑作、
『どこかでベートーヴェン』中山七里著。

その続編である、
『もういちどベートーヴェン』を、
読みました。

中山さんの作品のハイライトの一つは、
楽曲の演奏状況の精巧な描写です。
難しい音楽用語は分からなくても、
流れていく旋律が、
聞こえ、見えてくるようです。

装画は、
人気イラストレーター北澤平祐さんが、
担当しています。
カラフルで流線的なタッチは、
先の音楽描写にも通じています。

流れていく旋律と文字、
そして表紙の絵から、
ベートーヴェンを感じることができました。

ますます岬洋介君に惹かれていくのでした。







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最終更新日  2019.12.08 16:59:56
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