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横山大観と言えば、 日本で最もと言ってよいほど、 有名な日本画家ではないでしょうか。 近代日本画壇の重鎮だった人です。 現在名古屋に巡回中の再興第104回院展を、 覗いてきました。 最上の日本画が集まる展覧会と言っても、 過言ではありません。 この展覧会に絵が飾られるだけでも素晴らしいことです。 が更にいくつか賞も存在します。 そんな中でも、 最高の誉と言えば、 日本美術院賞です。 別名大観賞です。 横山大観を冠にした賞ですね。 今年は、 そんな名誉ある賞を獲得した画家は、 二人いました。 その内の一人が、 木下千春さんです。 『渦巻く』という作品を発表されていました。 海の中の世界を、独特の世界観で表現していました。 魚やタコ、ふぐが描かれています。 渦の捉え方が、本当に美しいですね。 木下さん曰く 「~略 生き残りをかけて混沌としつつ調和する有様を 表現しました。~略」 とあります。 まさに絵の一コマを表現された説明だと思います。 薄いベージュの中に、 青と白と灰色、そして若干の赤みが、 物凄く絶妙に配置されています。 この海に潜ってみたいと感じさせてくれました。 実は、 木下千春さんとは、 随分前から親しくさせていただいています。 彼女の美術や絵に対する真摯な姿勢には、 いつも感心するばかりです。 この名誉ある賞をいつか受賞することは、 約束されていたように感じます。 友人のハレの舞台を、 分かち合えて幸せでした。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.27 21:24:02
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