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2020.01.21
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カテゴリ:映画


スポーツやロックコンサート、
レースなどでは、
アドレナリンが大量に放出されるといいます。
興奮のボルテージが上がるわけです。

映画の上映時間は、
153分。
アドレナリン全開の映画を観ました。

『フォード VS フェラーリ』です。

ル・マン24時間耐久レースを舞台にした、
企業間戦争と、
男たちの友情、
大企業内の不条理などが巧みに絡まり描かれます。
実話をベースにした映画だそうです。

レースで常勝なのは、イタリアの名門フェラーリです。
それに立ち向かうのがアメリカのフォード。
まったく歯の立たないフォード。
そこに二人の救世主が現れるわけです。

それが主人公、
マット・デイモンとクリスチャン・ベイルニです。
それぞれ、
元レーサーで優勝経験のあるカーデザイナーのキャロル・シェルビー役、
天才的なテクニックを持つ元レーサーで自動車整備工のケン・マイルズ役を、
熱演します。

この二人の車に対する純粋さが、
根幹に流れます。
まるで二人とも子供です。
そのブレない血があることで、
次々に出現する難問を前に「きっと、、、、」という希望を、
抱かせてくれます。

特にケン・マイルズのキャラが、
素晴らしいです。
シャイで、人付き合いが苦手、
怒りのコントロールが不得手です。
当然そんな調子では、衝突してばかりです。

そんな彼が、最後に、、、、、、、
思いがけない決断を。
ただ、それも大企業内の政治の前では、、、、、。

ヒール的存在が、
いくつかあるところも、
実社会の裏っぽくて、
リアルです。

カーレースの臨場感と、
男たちの子供っぽくてばかばかしいほど純粋な友情が、
見どころですね。

疾走感あふれる、
興奮多き映画でした。



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最終更新日  2020.01.22 08:14:20
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