テーマ:読書(8187)
カテゴリ:書籍
日本でよく囁かれるのが、 お金について語るのは、 タブーだということです。 確かにあまり表立って、 それを語り合うことは、 少ないかもしれません。 アートの世界でも、 それは同じことですね。 そんなお金とアートの関係を紐解く、 面白い本に出合いました。 東京画廊代表の山本豊津さんと、 公認会計士の田中靖浩さんが、 それらについて対談するという形式の本です。 『教養としてのお金とアート』と題がついています。 どうしても今の日本のアート界は、 数人のスーパースターの存在を認めながらも、 世界のそれでは、出遅れていると言われています。 その理由を端的に要約した一文を、 見つけました。 「わが国の美術教育は、制作することに重心が置かれ、 観ることの大切さを疎かにしています。 観る教育を大切にしなければ一流のアーティストは育ちません。 (23頁より抜粋)」 そんな問題定義から始まり、 歴史やお金、会計、経済の話までが結びついていきます。 今、 アート、 最高(再考)!という思いですね。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.07 23:25:02
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