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![]() 娘が読んでいた本を、 借りました。 川北稔さんの著『砂糖の歴史』です。 当たり前ですが、 今があるのは、 過去があるからです。 そして今があるからこそ、 未来もある。 とすれば、 やはり過去を知ることの重要性が、 自ずと理解できます。 世界中の誰もが欲し、 好きで、必要とされるものを、 「世界商品」と言います。 その代表と言えば、 砂糖です。 そんな砂糖を通じ、 近代世界史を、 実に分かりやすく紐解いてくれる内容でした。 岩波ジュニア新書ということもあるかもしれませんが、 とっても丁寧な描写であり、 説明です。 昨年は、 コロナ禍という大きな病気が、 世界各国の上に暗い幕を張りました。 また一方、 人種間の差別が問題視された年でもありました。 砂糖という一つのキーワードが、 その差別問題にも、 関わっていることに気付きます。 美味しくて、甘くて、綺麗で、、、、 というポジティブなイメージも大事です。 ただ表があれば、裏がある訳です。 その裏もしっかり学ぶことが、 求められますね。 歴史は、 その両面を教えてくれます。 実に気付きが多い本でした。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 ![]()
最終更新日
2021.01.09 22:08:37
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