カテゴリ:書籍
ブランディングが大切という概念は、 今では、 世に広く知れ渡っていると思います。 でも実際、 それを心掛けているかと言うと、 疑いたくなるような事象もしばしば見受けられます。 残念なことに、 日本の企業のそれは弱いと、 良く言われてしまっています。 クリエイティブディレクターの水野学さんが、 ブランディングについて書いた本を、 読みました。 『「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』 です。 形や色の面白さや組み合わせの妙を説いた本では、 ありません。 大学での講義内容を基に、 綴られています。 2014年9月から、 慶應義塾大学で行われた講義、 「ブランディングデザイン」が、 基になっているそうです。 つまり、 美術やデザインを専門に学ぶ人向けでないということです。 いわゆる一般の学生に向けているところが、 面白いですね。 日本のブランディングが弱い理由の一つは、 デザインの重要性が、 世に浸透しきれていないことだと思っています。 トップで活躍する、 クリエイターやデザイナーが、 なぜ、ブランディングやデザインが重要かを、 もっともっと啓蒙していく必要があると思います。 そのような意味からも、 水野さんの講義は、 非常に有意義であったと思われます。 非常がつくほどの、 大変分かりやす内容です。 と言いながら、とても深い内容です。 核心をついています。 ブランディングについては、 それなりに学んできました。 が、もう一度初心に戻った気持ちで、 拝読させていただきました。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.21 07:00:40
コメント(0) | コメントを書く
[書籍] カテゴリの最新記事
|