カテゴリ:建築
書籍離れが叫ばれて、 久しいです。 それでも、 決して、その形態は無くならない。 そう信じて止みません。 もちろん、 紙という媒体は、 離れる可能性もあるかもしれません。 が、人間の英知や娯楽を、 文字やイラストや絵、写真に閉じ込め、 世に問い、後世に引き継いで行く。 こんな素敵な行為が、 終わる筈がありません。 埼玉の所沢に出来た、 角川武蔵野ミュージアム。 隈研吾さんが設計し、 本をテーマにした空間です。 直ぐに訪れたかった場所です。 無類の本好きな長女と、 やっと出かけることができました。 とっても多くの人が、 訪れていました。 本が持つ魅力を、 多くの人が感じている。 そう思いました。 グレーの花崗岩(かこうがん)が、 モザイクを成す外壁です。 それが、複雑な多面体となり、 空に向かうほどやや広がります。 想像していた印象を遥かに超えた、 圧倒的な存在がありました。 人間の本質的な感動を、 覚えました。 まるで、 要塞です。 本と言う文化を守る要塞。 そう解釈しました。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.07 21:18:58
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