2024/05/11(土)22:00
密度濃き『庵野秀明展』
▲妻である安野 モヨコさんが描いた、監督の肖像画
日本には、
優秀な映画監督が沢山います。
同じ日本人として、
これほど誇らしいことはありません。
昨今特に輝いている一人が、
庵野秀明監督です。
この数年は、シンシリーズが有名ですね。
今、その彼が何者かを説明しようと試みる展覧会が、
名古屋で開かれています。
金山という街の金山南ビル美術館棟(旧ボストン美術館)が、
会場です。
庵野さんを表現する時、
その作品がまずあるべきでしょう。
ただ、その作品を作り出した人としての魅力があるのも、
事実です。
陳腐な表現ですが、一つのキャラを持っている方だと思います。
その存在に、魅了があります。
彼が幼少期から憧れた漫画や映画、アニメなどの資料。
アマチュア時代も含む現在までに関わった作品の紹介と、
その制作過程や資料。
実に、密度が濃い空間でした。
濃すぎるといっても過言ではありません。
それらの膨大なピースの海の中を漂うことで、
少しぐらいは、庵野さんのことがわかったのでしょうか。
そうであったら幸せだな、
と思うのでした。
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