多くの人の人生の一部を、通り過ぎていく。
絵本は、そんなものの一つではないでしょうか。

世代を超えて、何十年も読み継がれるものが、
いくつもあります。

『ぐりとぐら』が発刊されたのが、１９６７年。
そこから５７年。
その間に、シリーズも生まれました。
ずっと、多くの人に愛され続けていますね。

中川利枝子さんそしてその妹の山脇百合子さんが、
手掛けました。
中川さんが文章を、山脇さんが絵を担当されました。

中川李枝子さんがお亡くなりになったとのニュースが、
流れました。
８９歳でした。

『ぐりとぐら』のシリーズの中でも、
我が家の娘たちが好きだったのが、
『ぐりとぐらのえんそく』です。
久しぶりにそのページを、捲りました。
決して綺麗ではありません。
あちこちが、汚れています。
何度も何度もページを捲った証ですね。

娘たちの人生の中を、
確実に通り過ぎていった物語です。

ありがとうございました。

ぐりとぐらのえんそく （ぐりとぐらの絵本） [ なかがわりえこ ]

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