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2025.11.12
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テーマ:読書(9885)
カテゴリ:書籍


ミステリを読む理由とは、何でしょうか。

それは、謎が少しずつ解けていく楽しさや、
真実へと近づいていく心地よさに惹かれるからではないでしょうか。
人の気持ちや思考、言動に触れ、物語に仕掛けられた巧みな罠に驚かされる。
そこにある喜びや感動を味わえることも、ミステリの大きな魅力です。

そして、たとえ自分の考察と物語の真相が食い違ったとしても、
むしろそこにこそ新たな喜びが生まれることさえあります。

さて、そんなミステリの醍醐味を存分に味わわせてくれた一冊を、
最近読みました。
森バジルさんの『探偵小石は恋をしない』です。

いきなりですが、少し脱線します。
まず表紙が、素晴らしいです。
イラストレーターのはむメロンさんが描く、美しい絵です。
その表紙には、ちょっとした遊び心が潜んでいました。
もちろん、その仕掛けは本を手に取った人だけのお楽しみです。

物語の主人公・小石は、福岡市で探偵事務所を営む人物です。
相棒で相談員の蓮杖(れんじょう)、
そしてバイトの事務員を加えた三人が所員。
日常の依頼の多くは、
もっぱら恋愛絡みの調査ばかりという設定です。

しかし所長である小石には、
名探偵のように事件を解決するという高い志があります。

そんな彼らのもとに、新たな依頼が舞い込みます。
そこから繰り広げられる展開には、
ミステリ好きには堪らない仕掛けと面白さが詰まっていました。

ページをめくる手が、止まりませんでした。







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最終更新日  2025.11.15 16:01:57
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