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テーマ:読書(9890)
カテゴリ:書籍
![]() 先日発表された、第174回直木賞。 その栄えある受賞作は、 嶋津輝さんによる『カフェーの帰り道』です。 本を手に取り、ゆっくりと物語を読み進めました。 物語の時代は、 大正から激動の昭和へと移り変わっていきます。 舞台となるのは、 上野の片隅にひっそりと佇んでいるという、 カフェー西行(さいぎょう)。 作中の言葉を借りるなら、どこか野暮ったいお店だとか。 そこで働く、女給さんたちの物語です。 当然ながら、 彼女たちは皆、異なるバックグラウンドや事情を抱えています。 それぞれの生き様、それぞれの想い、そして際立った個性が、 存在しています。 時代背景を思考の底に据えながら、 彼女たちの物語を伝います。 本作は、五篇からなる連作短編集です。 それぞれが独立しながらも、緩やかに響き合います。 一冊として豊かな奥行きを、生み出しています。 装丁もまた美しく、 手に取った瞬間から、心を惹かれました。 本を抱え、 紙の感触を確かめながらページを捲るのでした。 BLOGランキングに参加しています。 お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.02.09 16:15:50
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