谷川俊太郎さんの詩を構成する一文字一文字に浸る
幼児期に贈られた本というのは、大変印象深いものです。今でも我が家の本棚に大事に眠っているものも、存在します。そんな中の一つが、『マザー・グースのうた』です。谷川俊太郎さんの訳で、堀内誠一さんがイラストレーションを担当しました。とっても大好きな本でした。空で唄える詩が、いくつもありました。そんなこともあり、谷川俊太郎さんとう名前は、その後、彼の詩などを本格的に読むずっと前から、知っていたのでした。先日、訪れた池袋の梟書茶房さん。表紙が隠されたシークレットブックが、人気です。購入してカバーを外すまで、それがどんな本なのか分からないという仕組みです。そこで選んだ一冊が、『二十億光年の孤独』でした。谷川さんのデビュー詩集ですね。若き青年だった谷川さんの初々しい感性が、輝きを放っています。今読んでも、まったく色褪せていませんね。どんよりとした土用の昼下がりでした。谷川さんの詩を構成する一文字一文字に、どっぷりと浸るのでした。二十億光年の孤独 (集英社文庫) [ 谷川俊太郎 ]BLOGランキングに参加しています。お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。にほんブログ村