日本でよく囁かれるのが、
お金について語るのは、
タブーだということです。
確かにあまり表立って、
それを語り合うことは、
少ないかもしれません。
アートの世界でも、
それは同じことですね。
そんなお金とアートの関係を紐解く、
面白い本に出合いました。
東京画廊代表の山本豊津さんと、
公認会計士の田中靖浩さんが、
それらについて対談するという形式の本です。
『教養としてのお金とアート』と題がついています。
どうしても今の日本のアート界は、
数人のスーパースターの存在を認めながらも、
世界のそれでは、出遅れていると言われています。
その理由を端的に要約した一文を、
見つけました。
「わが国の美術教育は、制作することに重心が置かれ、
観ることの大切さを疎かにしています。
観る教育を大切にしなければ一流のアーティストは育ちません。
(23頁より抜粋)」
そんな問題定義から始まり、
歴史やお金、会計、経済の話までが結びついていきます。
今、
アート、
最高(再考)!という思いですね。
BLOGランキングに参加しています。
お別れ際に、クリックして頂けると嬉しいです。
にほんブログ村